ようこそ ゲスト さん
雑誌ブラウズ
雑誌 全て
大阪大学 刊行物
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
博士論文のみをさがす
このアイテムのアクセス数:
157
件
(
2021-03-09
03:59 集計
)
このアイテムへのリンクには次のURLをご利用ください:
https://doi.org/10.18910/7769
このアイテムへのリンクには次のURLをご利用ください:http://hdl.handle.net/11094/7769
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
閲覧回数
説明
aes08-001
pdf
890 KB
448
論文情報
タイトル
中期親子の相互援助関係に見られる多形的互酬性
別タイトル
Diverse Reciprocity on Mutual Helping Relations between Mid-Life Parents and Their Adult Children
タイトル (ヨミ)
チュウキ オヤコ ノ ソウゴエンジョ カンケイ ニミラレル タケイテキ ゴシュウセイ
著者
保田, 時男
保田, 時男
著者の別表記
Yasuda, Tokio
著者 (ヨミ)
ヤスダ, トキオ
内容
論文
抄録
本稿は中期親子関係における相互援助のパターンを分析している。大阪郊外の茨木市に住む53~62歳の親を対象とし2000年に実施した調査データを用い、親と成人子との問の3種類の相互援助(経済的、実践的、情緒的)を分析対象とした。現代日本の中期親子関係では、子が多くの援助を受ける不均衡な相互援助関係が一般的であることがしばしば主張される。これに対して、本稿では多形的互酬性という別の仮説を提唱している。これは異なる資源領域にまたがって多様な交換のパターンが混在することで、全体的な:互酬性が見えにくくなっているという仮説である。潜在クラス分析の結果、相互援助には6つのパターン類型が存在することが分かった。別居親子については「没交渉型」「汎交渉型」「依存型」の3つが析出され、同居親子については「間借り型」「共同型」「情愛型」の3つが析出された。これらの類型の析出は、現代日本の中期親子関係において、均衡のとれた多形的な交換が支配的な相互援助のパターンであることを示している。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
8
開始ページ
1
終了ページ
12
刊行年月
2003-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/7769
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/7769
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.8
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.8 P.1-P.12
DC.title
中期親子の相互援助関係に見られる多形的互酬性
DCTERMS.alternative
Diverse Reciprocity on Mutual Helping Relations between Mid-Life Parents and Their Adult Children
DC.creator
保田, 時男
DC.creator
Yasuda, Tokio
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2003-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/7769
DC.description
論文
DCTERMS.abstract
本稿は中期親子関係における相互援助のパターンを分析している。大阪郊外の茨木市に住む53~62歳の親を対象とし2000年に実施した調査データを用い、親と成人子との問の3種類の相互援助(経済的、実践的、情緒的)を分析対象とした。現代日本の中期親子関係では、子が多くの援助を受ける不均衡な相互援助関係が一般的であることがしばしば主張される。これに対して、本稿では多形的互酬性という別の仮説を提唱している。これは異なる資源領域にまたがって多様な交換のパターンが混在することで、全体的な:互酬性が見えにくくなっているという仮説である。潜在クラス分析の結果、相互援助には6つのパターン類型が存在することが分かった。別居親子については「没交渉型」「汎交渉型」「依存型」の3つが析出され、同居親子については「間借り型」「共同型」「情愛型」の3つが析出された。これらの類型の析出は、現代日本の中期親子関係において、均衡のとれた多形的な交換が支配的な相互援助のパターンであることを示している。
DC.identifier
info:doi/10.18910/7769
citation_title
中期親子の相互援助関係に見られる多形的互酬性
citation_author
保田, 時男
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
2003-03
citation_journal_title
大阪大学教育学年報
citation_volume
8
citation_firstpage
1
citation_lastpage
12
citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/7769
citation_doi
info:doi/10.18910/7769