2型糖尿病患者の事例を用いた看護過程演習にケアミーティングを取り入れた学習効果

髙橋, 慧; 川村, 英理子; 韓, 里奈 他

大阪大学看護学雑誌, 2021, 27(1), 35-41

アクセス数:1,424件（2025-08-29 19:02 集計）

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njou27_1_035 pdf なし 816 KB 870 2021.03.05  

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タイトル
2型糖尿病患者の事例を用いた看護過程演習にケアミーティングを取り入れた学習効果
The Learning Effect oflncorporating a Care Meeting into the Nursing Process Practice Using a Case of Type 2 Diabetes
2ガタ　トウニョウビョウ　カンジャ　ノ　ジレイ　ヲ　モチイタ　カンゴ　カテイ　エンシュウ　ニ　ケア　ミーティング　ヲ　トリイレタ　ガクシュウ　コウカ
著者
著者名
髙橋, 慧 ; タカハシ, ケイ ; Takahashi, Kei
著者名
川村, 英理子 ; カワムラ, エリコ ; Kawamura, Eriko
著者名
韓, 里奈 ; カン, リナ ; Kan, Rina
NRID
1000050252705 1000050252705
ORCID
0000-0002-7398-4587 0000-0002-7398-4587
researchmap permalink
read0055555 read0055555
Scopus Author ID
36097126100 36097126100
著者名
清水, 安子 ; シミズ, ヤスコ ; Shimizu, Yasuko
キーワード等
看護過程
看護学生
教育方法
事例検討
ケアカンファレンス
nursing process
nursing student
education method　
case study　
care conference
内容
研究報告
Reports
抄録
本研究の目的は、2型糖尿病患者の事例を用い、ケアミーティングを取り入れた看護過程演習後の、学生の学びを明らかにすることである。3年次の演習後のレポート内容を質的統合法(KJ法）を用いて分析した。その結果(≪ ≫はシンボルマークを示す）、患者のストレングスや望む将来をケア計画に取り入れることで感じたことと考えたことは、ぐストレングスと望む将来像の明確化のメリット：真のニーズの把握と主体性や自信の支援＞やぐ慢性疾患患者支援への影讐：押しつけからの脱却と妥協案の提示＞があり、これらを学ぶ一方でぐ患者不在のケアミーティングヘの危惧：患者と看護師の認識のずれ＞といった課題が明らかになった。ケアミーティングを通しての気づきと学びは、ぐ想像から創造へ：患者の希望の想像が患者の生活の見方を変え、具体策の検討に繋がった＞やぐ改めて見つめる看護：気づきの大切さと看護の可能性の広がり＞を学ぶ一方で、ぐ実施上の注意点：限界を自覚し、患者を置き去りにしない＞といった気づきを得ていた。これらの結果により看護過程演習にケアミーティングを取り入れることの有用性と今後の課題が明確となった。
出版者
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
収録物名
大阪大学看護学雑誌
Nursing Journal of Osaka University
巻(号)
27(1)
ページ
35-41
刊行年月
2021-03-31
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/78980
DOI
https://doi.org/10.18910/78980
eISSN
21898820
NCID
AN1048165X
アクセス権
open access
権利情報
©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学看護学雑誌 / 27巻1号　(2021-03)