日本語非母語話者教員による日本語読解・ライティング教育に関する期待と課題 : 漢字圏と非漢字圏の各地域における大学教員への調査から

村岡, 貴子; 中島, 祥子

多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集, 2021, 25, 85-94

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MESE_25_085 pdf なし 1.12 MB 693 2021.03.17  

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タイトル
日本語非母語話者教員による日本語読解・ライティング教育に関する期待と課題 : 漢字圏と非漢字圏の各地域における大学教員への調査から
Expectations and challenges in Japanese language academic reading and writing identified by non-native faculty teaching Japanese : A pilot survey of university faculty members in Kanji and non-Kanji areas－
ニホンゴ　ヒボゴ　ワシャ　キョウイン　ニ　ヨル　ニホンゴ　ドッカイ　ライティング　キョウイク　ニ　カンスル　キタイ　ト　カダイ　カンジケン　ト　ヒカンジケン　ノ　カクチイキ　ニ　オケル　ダイガク　キョウイン　ヘノ　チョウサ　カラ
著者
NRID
1000030243744 1000030243744
researchmap permalink
read0171050 read0171050
著者名
村岡, 貴子 ; ムラオカ, タカコ ; Muraoka, Takako
NRID
1000080223147 1000080223147
著者名
中島, 祥子 ; ナカジマ, サチコ ; Nakajima, Sachiko
キーワード等
読解・ライティング
卒業論文
引用
カリキュラム
論文スキーマ
内容
調査報告
抄録
本稿の目的は、海外の漢字圏・非漢字圏の各大学で日本語専攻を担当する日本語非母語話者の教員が有する、日本語の読解・ライティング教育についての期待と課題を、各々の教育実践の内容の一端とともに、明らかにすることである。海外と日本の各大学の間での教育の接続を目標とし、パイロット調査として5 名の大学教員から、半構造化インタビューにより情報と知見を得た。その結果、卒業論文への関与や読解・ライティング教育の授業内容等の背景的な差異にかかわらず、どの教員も、大学における読解・ライティング教育の重要性を認識し、学習活動上の種々の工夫を施し、かつ、カリキュラム・授業方法の改善を試みていたと言える。教員それぞれの取り組みは、大学・大学院において、正確な知識提供にとどまらず、学生が主体的に、論理的・分析的に思考を深め、行動できるよう、また引用等の学術的なルール遵守を重視して教育課程修了までに、修了に適した成果を上げることを強く求め続けているものと結論できる。
出版者
大阪大学国際教育交流センター
Center for International Education and Exchange, Osaka University
オオサカ　ダイガク　コクサイ　キョウイク　コウリュウ　センター
収録物名
多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集
Journal of Multicultural Education and Student Exchange
巻(号)
25
ページ
85-94
刊行年月
2021-03-31
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/79106
DOI
https://doi.org/10.18910/79106
PISSN
13428128
NCID
AA11266479
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
多文化社会と留学生交流 / 第25号