アミタリアン／アミタリアニズム試論 : リバタリアニズムとコミュニタリアニズムが止揚された第三の道

池上, 宏之

共生学ジャーナル, 2022, 6, 274-293

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タイトル
アミタリアン／アミタリアニズム試論 : リバタリアニズムとコミュニタリアニズムが止揚された第三の道
A tentative assumption of Amitarian/Amitarianism : The third way which is sublated Libertarianism and Communitarianism
アミタリアン　アミタリアニズム　シロン　リバタリアニズム　ト　コミュニタリアニズム　ガ　シヨウ　サレタ　ダイサン　ノ　ミチ
著者
著者名
池上, 宏之 ; イケガミ, ヒロユキ ; Ikegami, Hiroyuki
キーワード等
アミタリアン
アミタリアニズム
リバタリアン
コミュニタリアン
和辻哲郎
Amitarian
Amitarianism
Libertarian
Communitarian
Tetsuro Watsuji
内容
研究ノート
抄録
本稿では、正義論・政治哲学における、リバタリアニズムともコミュニタリアニズムとも異なる第三の道「アミタリアニズム」についての立場設定を試みる。同時に、「アミタリアン」という概念が誕生した経緯についても説明する。リバタリアンがリバティLiberty つまり自由を価値観の中心に据え、コミュニタリアンがコミュニティCommunity つまり共同体を価値観の中心に据えていることに対して、アミタリアンとはアミティAmity つまり人間関係を価値観の中心に置く人々のことである。
In this paper, I will attempt to set up a position on “Amitarianism,” the third way of thinking about a justice theory and political philosophy different from Libertarianism and Communitarianism. At the same time, I will explain how the concept of “Amitarian” came into being. While Libertarian places liberty, or freedom, at the center of their values, and Communitarian places community at the center of their values, Amitarian puts amity, or relationship, at the center of their values.
出版者
大阪大学大学院人間科学研究科『共⽣学ジャーナル』編集委員会
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウセイガク ジャーナル ヘンシュウ イインカイ
収録物名
共生学ジャーナル
巻(号)
6
ページ
274-293
刊行年月
2022-03
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/86436
DOI
https://doi.org/10.18910/86436
eISSN
24326755
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
共生学ジャーナル / 第6号