Một số lưu ý khi dạy quan hệ từ “mà” trong tiếng Việt

Nguyen, Thi Ngoc Tho

doi:https://doi.org/10.18910/87583

Một số lưu ý khi dạy quan hệ từ “mà” trong tiếng Việt

Nguyen, Thi Ngoc Tho

外国語教育のフロンティア, 2022, 5, 271-282

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タイトル	Một số lưu ý khi dạy quan hệ từ “mà” trong tiếng Việt
タイトル	ベトナム語関係詞「mà」の教育上での留意点
著者	著者名 Nguyen, Thi Ngoc Tho ; グエン, ティゴックトー
キーワード等	ベトナム語教育
キーワード等	関係詞
内容	研究ノート
抄録	本稿は日本人学生の、ベトナム語を学習する上で見られる関係詞「mà」の間違いを追究することを目的とする。学生の卒業論文原稿等で収集した様々な文法的誤用のデーターから「mà」の誤用例を研究対象として選出し、それらを分析、原因を追究し、法則（パターン）にまとめ、今後ベトナム語教育を施していく上で活用することを目指す。ベトナム語の虚詞（機能語）「mà」は様々な意味と用法がある。グエンアンクエ氏によると「mà」は特別な虚詞だという。簡潔に虚詞「mà」の意味と用法を紹介したうえで、関係詞として活用する「mà」について詳しく述べた。学生の卒業論文原稿等で収集した「mà」の誤用例を分類し、分析した結果、以下の3 パターン( 法則) に分類できた。それは、①必ずしも使わなくても良い場合、②使ってはならない場合、③使う必要がある場合である。①「mà」を使う条件は修飾語がC－V構造であり、意味がはっきりしている場合は使わなくてもいい。②修飾語がＣ－Ｖではない構造の場合は「mà」を使ってならない。また、固有名詞等の後に「mà」を使ってはならない。③C－V構造の有無が混同で修飾語が二つ以上ある場合、C－V構造の修飾節の前に「mà」を置かなければならない。また、修飾節で「mà」と前置詞は副詞句（adverb）になった場合、「mà」は必要である。べトナム語では関係詞「mà」が必要かどうかは文章の意味明確性、すなわち意味がはっきりとれるかどうか、によるものである。多くの場合は「mà」が必ずしも必要ではないのはそのためである。また、収集した例から「mà」の間違いの原因を追究した結果、敗の移転による誤用（interlingual error）が学習言語において何らかの原因による誤用（ intralingual error）より多いことが分かった。以上より、ベトナム語関係詞「mà」について、学生に指導する際には本稿の事柄を踏まえる。
出版者	大阪大学大学院言語文化研究科
	Graduate School of Language and Culture Osaka University
	オオサカダイガク　ダイガクイン　ゲンゴブンカ　ケンキュウカ
収録物名	外国語教育のフロンティア
収録物名	FRONTIER OF FOREIGN LANGUAGE EDUCATION
巻(号)	5
ページ	271-282
刊行年月	2022-03-31
言語	ベトナム語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/87583
DOI	https://doi.org/10.18910/87583
PISSN	24339636
NCID	AA12818923
アクセス権	open access
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	外国語教育のフロンティア / 第5号

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	外国語教育のフロンティア. 2022, 5, p. 271-282
DC.title	Một số lưu ý khi dạy quan hệ từ “mà” trong tiếng Việt
DC.title	ベトナム語関係詞「mà」の教育上での留意点
DC.creator	Nguyen, Thi Ngoc Tho
DC.creator	グエン, ティゴックトー
DC.publisher	大阪大学大学院言語文化研究科
	Graduate School of Language and Culture Osaka University
	オオサカダイガク　ダイガクイン　ゲンゴブンカ　ケンキュウカ
DC.language' scheme='DCTERMS.RFC1766	ベトナム語
DC.type' scheme='DCTERMS.DCMIType	text
DCTERMS.issued' scheme='DCTERMS.W3CDTF	2022-03-31
DC.subject	ベトナム語教育
DC.subject	関係詞
DC.description	研究ノート
DCTERMS.abstract	本稿は日本人学生の、ベトナム語を学習する上で見られる関係詞「mà」の間違いを追究することを目的とする。学生の卒業論文原稿等で収集した様々な文法的誤用のデーターから「mà」の誤用例を研究対象として選出し、それらを分析、原因を追究し、法則（パターン）にまとめ、今後ベトナム語教育を施していく上で活用することを目指す。ベトナム語の虚詞（機能語）「mà」は様々な意味と用法がある。グエンアンクエ氏によると「mà」は特別な虚詞だという。簡潔に虚詞「mà」の意味と用法を紹介したうえで、関係詞として活用する「mà」について詳しく述べた。学生の卒業論文原稿等で収集した「mà」の誤用例を分類し、分析した結果、以下の3 パターン( 法則) に分類できた。それは、①必ずしも使わなくても良い場合、②使ってはならない場合、③使う必要がある場合である。①「mà」を使う条件は修飾語がC－V構造であり、意味がはっきりしている場合は使わなくてもいい。②修飾語がＣ－Ｖではない構造の場合は「mà」を使ってならない。また、固有名詞等の後に「mà」を使ってはならない。③C－V構造の有無が混同で修飾語が二つ以上ある場合、C－V構造の修飾節の前に「mà」を置かなければならない。また、修飾節で「mà」と前置詞は副詞句（adverb）になった場合、「mà」は必要である。べトナム語では関係詞「mà」が必要かどうかは文章の意味明確性、すなわち意味がはっきりとれるかどうか、によるものである。多くの場合は「mà」が必ずしも必要ではないのはそのためである。また、収集した例から「mà」の間違いの原因を追究した結果、敗の移転による誤用（interlingual error）が学習言語において何らかの原因による誤用（ intralingual error）より多いことが分かった。以上より、ベトナム語関係詞「mà」について、学生に指導する際には本稿の事柄を踏まえる。
DC.identifier	10.18910/87583
DC.format	87583
citation_title	Một số lưu ý khi dạy quan hệ từ “mà” trong tiếng Việt
citation_author	Nguyen, Thi Ngoc Tho
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citation_lastpage	282
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citation_doi_detail	10.18910/87583
citation_doi	https://doi.org/10.18910/87583

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