日本語学習者によるプレゼンテーションに対する相互評価コメントの分析

福良, 直子

doi:https://doi.org/10.18910/90842

日本語学習者によるプレゼンテーションに対する相互評価コメントの分析

福良, 直子

多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集, 2023, 27, 27-34

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ファイル	フォーマット	利用条件	サイズ	閲覧回数	利用開始日	説明	information
mese_27_027	pdf	なし	516 KB	153	2023.04.10

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タイトル	日本語学習者によるプレゼンテーションに対する相互評価コメントの分析
	An Analysis of Mutual Comments on Oral Presentations by Learners of Japanese Language
	ニホンゴ　ガクシュウシャ　ニ　ヨル　プレゼンテーション　ニ　タイスル　ソウゴ　ヒョウカ　コメント　ノ　ブンセキ
著者	NRID 1000090822164 1000090822164 researchmap permalink n483 n483 著者名福良, 直子 ; フクラ, ナオコ ; Fukura, Naoko
キーワード等	日本語学習者
	プレゼンテーション
	相互評価コメント
	評価の観点
内容	研究ノート
内容	Research Issues
抄録	本稿は、アカデミックな能力養成を目指したプレゼンテーション（以下プレゼン）教育活動への示唆を得るべく、日本語学習者によるプレゼンに対する相互評価のコメントを分析した。関西地区のある総合大学の学部留学生を対象とした上級レベルの日本語授業で、学習者が各自関心のある社会問題を取り上げた19のプレゼンに対する計215 のコメントを対象に評価の観点を分析した。その結果、学生によるプレゼンの相互評価コメントには「スライドのわかりやすさ、見やすさ」、「データの質と量の妥当性」など複数の観点が示されていることが明らかになった。また、評価基準を一定程度有していると認められるコメントでは、「論理・構成」への言及があり、発表内容の理解に基づいた、より詳細で具体的な観点が示されていた。授業開始時と終了時のコメントを比較すると、評価基準の内在化の過程の一端がみられた。以上より、多数のプレゼンの事例に沿って学習者が他者の観点を知り、繰り返し自身の観点を振り返ることが、新たな評価基準を内在化することに役立つものと考えられる。
出版者	大阪大学国際教育交流センター
出版者	Center for International Education and Exchange, Osaka University
収録物名	多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集
収録物名	Journal of Multicultural Education and Student Exchange
巻(号)	27
ページ	27-34
刊行年月	2023-03-31
言語	日本語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/90842
DOI	https://doi.org/10.18910/90842
PISSN	13428128
NCID	AA11266479
アクセス権	open access
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	多文化社会と留学生交流 / 第27号

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集. 2023, 27, p. 27-34
DC.title	日本語学習者によるプレゼンテーションに対する相互評価コメントの分析
	An Analysis of Mutual Comments on Oral Presentations by Learners of Japanese Language
	ニホンゴ　ガクシュウシャ　ニ　ヨル　プレゼンテーション　ニ　タイスル　ソウゴ　ヒョウカ　コメント　ノ　ブンセキ
DC.creator	福良, 直子
	フクラ, ナオコ
	Fukura, Naoko
DC.publisher	大阪大学国際教育交流センター
DC.publisher	Center for International Education and Exchange, Osaka University
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DCTERMS.issued' scheme='DCTERMS.W3CDTF	2023-03-31
DC.subject	日本語学習者
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	相互評価コメント
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DCTERMS.abstract	本稿は、アカデミックな能力養成を目指したプレゼンテーション（以下プレゼン）教育活動への示唆を得るべく、日本語学習者によるプレゼンに対する相互評価のコメントを分析した。関西地区のある総合大学の学部留学生を対象とした上級レベルの日本語授業で、学習者が各自関心のある社会問題を取り上げた19のプレゼンに対する計215 のコメントを対象に評価の観点を分析した。その結果、学生によるプレゼンの相互評価コメントには「スライドのわかりやすさ、見やすさ」、「データの質と量の妥当性」など複数の観点が示されていることが明らかになった。また、評価基準を一定程度有していると認められるコメントでは、「論理・構成」への言及があり、発表内容の理解に基づいた、より詳細で具体的な観点が示されていた。授業開始時と終了時のコメントを比較すると、評価基準の内在化の過程の一端がみられた。以上より、多数のプレゼンの事例に沿って学習者が他者の観点を知り、繰り返し自身の観点を振り返ることが、新たな評価基準を内在化することに役立つものと考えられる。
DC.identifier	10.18910/90842
DC.format	90842
citation_title	日本語学習者によるプレゼンテーションに対する相互評価コメントの分析
citation_author	福良, 直子
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