Die Inszenierung des Austrittsrituals in der japanischen Grundschule – Eine Fotoanalyse auf der Grundlage der dokumentarischen Methode -

Takamatsu, Midori

doi:https://doi.org/10.18910/9184

Die Inszenierung des Austrittsrituals in der japanischen Grundschule – Eine Fotoanalyse auf der Grundlage der dokumentarischen Methode -

Takamatsu, Midori

大阪大学教育学年報, 2006, 11, 35-44

アクセス数:377件（2025-12-08 02:40 集計）

固定URL: https://doi.org/10.18910/9184

閲覧可能ファイル

ファイル	フォーマット	利用条件	サイズ	閲覧回数	利用開始日	説明	information
aes11-035	pdf	なし	3.21 MB	202	2012.09.22

論文情報

ファイル出力 EndNote Basic出力 Mendeley出力

タイトル	Die Inszenierung des Austrittsrituals in der japanischen Grundschule – Eine Fotoanalyse auf der Grundlage der dokumentarischen Methode -
タイトル	The Production of the Ritual of the Graduation Ceremony – Photograph Analysis according to the Documentary Method (R. Bohnsack) -
著者	NRID 1000020626478 1000020626478 著者名 Takamatsu, Midori
抄録	本稿では、ボーンザック(R.Bohnsack)によるドキュメンタリー方法のうち、写真分析の方法を用いて、小学校で行われる儀礼、卒業式を分析する。文化人類学や社会学におけるこれまでの儀礼研究では、儀礼の際のシンボルや構造を分析してきた.(デュルケームやエリアーデ、ターナーなど)。しかしここでは、儀礼の「パフォーマンス」に着目する。つまり、問題となるのは、卒業式が「どのように」演出されるかということである。というのも、儀礼の「パフォーマンス」が儀礼を作り出すという形で、「パフォーマンス」がそのシンボルや構造よりも大きな役割を果たすということがあるからである。ドキュメンタリー方法の記述的解釈、反省的解釈の二段階を経て明らかとなるのは、まず、この写真全体に、国家、学校、一般教師、生徒という序列構造が見られ、卒業式がそれらを参加者全員に暗黙のうちに受け容れさせる役割を担っているということである。次に、ここでの卒業式が、ヘネップの「通過儀礼」として解釈するよりは、ブルデューの「制定儀礼」として―「名づけの儀礼」として―解釈する方が適当であるということである。最後に、写真の幾何学的な構成から見れば、この儀札での主役は明らかに校長なのに、カメラマンは、校長の顔よりも女子生徒の顔を優先するというハビトゥスに基づいて撮影しており、結果的に生徒が主役として位置づけられているということである。
出版者	大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
	オオサカダイガクダイガクインニンゲンカガクケンキュウカキョウイクガクケイ
	Department of Education, Graduate School of Human Sciences, Osaka University
収録物名	大阪大学教育学年報
収録物名	Annals of educational studies, Osaka University
巻(号)	11
ページ	35-44
刊行年月	2006-03
言語	英語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/9184
DOI	https://doi.org/10.18910/9184
PISSN	13419595
NCID	AN1055404X
アクセス権	open access
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	大阪大学教育学年報 / Vol.11

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学教育学年報. 2006, 11, p. 35-44
DC.title	Die Inszenierung des Austrittsrituals in der japanischen Grundschule – Eine Fotoanalyse auf der Grundlage der dokumentarischen Methode -
DC.title	The Production of the Ritual of the Graduation Ceremony – Photograph Analysis according to the Documentary Method (R. Bohnsack) -
DC.creator	Takamatsu, Midori
DC.publisher	大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
	オオサカダイガクダイガクインニンゲンカガクケンキュウカキョウイクガクケイ
	Department of Education, Graduate School of Human Sciences, Osaka University
DC.language' scheme='DCTERMS.RFC1766	英語
DC.type' scheme='DCTERMS.DCMIType	text
DCTERMS.issued' scheme='DCTERMS.W3CDTF	2006-03
DCTERMS.abstract	本稿では、ボーンザック(R.Bohnsack)によるドキュメンタリー方法のうち、写真分析の方法を用いて、小学校で行われる儀礼、卒業式を分析する。文化人類学や社会学におけるこれまでの儀礼研究では、儀礼の際のシンボルや構造を分析してきた.(デュルケームやエリアーデ、ターナーなど)。しかしここでは、儀礼の「パフォーマンス」に着目する。つまり、問題となるのは、卒業式が「どのように」演出されるかということである。というのも、儀礼の「パフォーマンス」が儀礼を作り出すという形で、「パフォーマンス」がそのシンボルや構造よりも大きな役割を果たすということがあるからである。ドキュメンタリー方法の記述的解釈、反省的解釈の二段階を経て明らかとなるのは、まず、この写真全体に、国家、学校、一般教師、生徒という序列構造が見られ、卒業式がそれらを参加者全員に暗黙のうちに受け容れさせる役割を担っているということである。次に、ここでの卒業式が、ヘネップの「通過儀礼」として解釈するよりは、ブルデューの「制定儀礼」として―「名づけの儀礼」として―解釈する方が適当であるということである。最後に、写真の幾何学的な構成から見れば、この儀札での主役は明らかに校長なのに、カメラマンは、校長の顔よりも女子生徒の顔を優先するというハビトゥスに基づいて撮影しており、結果的に生徒が主役として位置づけられているということである。
DC.identifier	10.18910/9184
DC.format	9184
citation_title	Die Inszenierung des Austrittsrituals in der japanischen Grundschule – Eine Fotoanalyse auf der Grundlage der dokumentarischen Methode -
citation_author	Takamatsu, Midori
citation_publisher	大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language	英語
citation_date	2006-03
citation_journal_title	大阪大学教育学年報
citation_volume	11
citation_firstpage	35
citation_lastpage	44
citation_public_url	https://hdl.handle.net/11094/9184
citation_doi_detail	10.18910/9184
citation_doi	https://doi.org/10.18910/9184

Die Inszenierung des Austrittsrituals in der japanischen Grundschule – Eine Fotoanalyse auf der Grundlage der dokumentarischen Methode -

閲覧可能ファイル

論文情報

論文詳細を表示