Entanglements of Personal Experience, Identification, and Mistrust : Views of Filipinos in Osaka and Kyoto on the 2022 Philippine Presidential Elections

Ruiz, Frieda Joy Angelica Olay

doi:https://doi.org/10.32312/transasiapacific.25.1_39

Entanglements of Personal Experience, Identification, and Mistrust : Views of Filipinos in Osaka and Kyoto on the 2022 Philippine Presidential Elections

Ruiz, Frieda Joy Angelica Olay

アジア太平洋論叢, 2023, 25, 39-53

アクセス数:237件（2025-08-21 10:37 集計）

固定URL: https://hdl.handle.net/11094/95101

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タイトル	Entanglements of Personal Experience, Identification, and Mistrust : Views of Filipinos in Osaka and Kyoto on the 2022 Philippine Presidential Elections
	個人的経験、アイデンティティ、不信感の絡み合い : 2022年フィリピン大統領選挙に関する大阪と京都のフィリピン人の見解
	コジンテキ　ケイケン　アイデンティティ　フシンカン　ノ　カラミアイ　2022ネン　フィリピン　ダイトウリョウ　センキョ　ニ　カンスル　オオサカ　ト　キョウト　ノ　フィリピンジン　ノ　ケンカイ
著者	researchmap permalink friedaruiz friedaruiz 著者名 Ruiz, Frieda Joy Angelica Olay ; ルイズ, フリーダジョイアンジェリカオライ
キーワード等	2022 Philippine Elections
	Marcos Jr.
	personal experiences
	voter preference
	2022 年フィリピン選挙
	マルコス・ジュニア
	個人的な経験
	有権者の選択
内容	論文
抄録	本稿は、大阪と京都に居住するフィリピン出身者が、第17代大統領年としてフェルディナンド “ボンボン”マルコス・ジュニアを選ぶかどうかの意思決定に個人的経験、アイデンティティ、不信感がどのような位置を占めるかを探ることを目的としたものである。マルコス・ジュニアの政敵であるカトリック教会のメンバー、市民社会団体や「専門家」、政治に大きな影響力を持つ富裕層のビジネスマン、知識人などがさまざまな問題を投げかけ、絶えず「ファクトチェック」と有権者の「教育」活動を行ってきたにもかかわらず、マルコス・ジュニアを選ぶ人が多数を占めていた。本稿のデータ収集には、質的研究手法を用いた。フィリピンの選挙に関連する活動の観察と日本におけるマルコス・ジュニアの支持者へのインタビューを含むデータ収集は、選挙の4ヶ月前の2021年12月から2022年4月にかけて行った。その結果、パトリシア・リクアナンがフィリピン人の弱い価値観として分類する「極端な個人主義」や「カニャカニャ症候群」、「自己分析・内省の欠如」などが、大阪と京都のフィリピン人の個人的な語りには必ずしもみられないことが明らかになった。彼らにとって、今回の選挙は大統領候補者同士の競争というだけでなく、個人的な戦いでもあるのだ。彼らの個人的な経験は、リーダーを選ぶ際に交錯する。在日フィリピン人が選挙を個人化する術は、自分たちの生活について熟考し、自分たちの状況を管理することを可能にしている。
出版者	大阪大学グローバルイニシアティブ機構
出版者	Osaka University Center for Global Initiatives
収録物名	アジア太平洋論叢
収録物名	Bulletin of Asia-Pacific studies
巻(号)	25
ページ	39-53
刊行年月	2023-03-30
言語	英語
ハンドルURL	https://hdl.handle.net/11094/95101
PISSN	13466224
eISSN	24349054
NCID	AA11562992
関連情報 (isIdenticalTo)	DOI (出版社版) https://doi.org/10.32312/transasiapacific.25.1_39
アクセス権	open access
出版タイプ	Version of Record
カテゴリ	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
カテゴリ	アジア太平洋論叢 / 第25号

資源タイプ	紀要論文
ローカル資源タイプ	紀要論文
DCMI資源タイプ	text
DCTERMS.bibliographicCitation	アジア太平洋論叢. 2023, 25, p. 39-53
DC.title	Entanglements of Personal Experience, Identification, and Mistrust : Views of Filipinos in Osaka and Kyoto on the 2022 Philippine Presidential Elections
	個人的経験、アイデンティティ、不信感の絡み合い : 2022年フィリピン大統領選挙に関する大阪と京都のフィリピン人の見解
	コジンテキ　ケイケン　アイデンティティ　フシンカン　ノ　カラミアイ　2022ネン　フィリピン　ダイトウリョウ　センキョ　ニ　カンスル　オオサカ　ト　キョウト　ノ　フィリピンジン　ノ　ケンカイ
DC.creator	Ruiz, Frieda Joy Angelica Olay
DC.creator	ルイズ, フリーダジョイアンジェリカオライ
DC.publisher	大阪大学グローバルイニシアティブ機構
DC.publisher	Osaka University Center for Global Initiatives
DC.language' scheme='DCTERMS.RFC1766	英語
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DCTERMS.issued' scheme='DCTERMS.W3CDTF	2023-03-30
DC.identifier	https://doi.org/10.32312/transasiapacific.25.1_39
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	Marcos Jr.
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	2022 年フィリピン選挙
	マルコス・ジュニア
	個人的な経験
	有権者の選択
DC.description	論文
DCTERMS.abstract	本稿は、大阪と京都に居住するフィリピン出身者が、第17代大統領年としてフェルディナンド “ボンボン”マルコス・ジュニアを選ぶかどうかの意思決定に個人的経験、アイデンティティ、不信感がどのような位置を占めるかを探ることを目的としたものである。マルコス・ジュニアの政敵であるカトリック教会のメンバー、市民社会団体や「専門家」、政治に大きな影響力を持つ富裕層のビジネスマン、知識人などがさまざまな問題を投げかけ、絶えず「ファクトチェック」と有権者の「教育」活動を行ってきたにもかかわらず、マルコス・ジュニアを選ぶ人が多数を占めていた。本稿のデータ収集には、質的研究手法を用いた。フィリピンの選挙に関連する活動の観察と日本におけるマルコス・ジュニアの支持者へのインタビューを含むデータ収集は、選挙の4ヶ月前の2021年12月から2022年4月にかけて行った。その結果、パトリシア・リクアナンがフィリピン人の弱い価値観として分類する「極端な個人主義」や「カニャカニャ症候群」、「自己分析・内省の欠如」などが、大阪と京都のフィリピン人の個人的な語りには必ずしもみられないことが明らかになった。彼らにとって、今回の選挙は大統領候補者同士の競争というだけでなく、個人的な戦いでもあるのだ。彼らの個人的な経験は、リーダーを選ぶ際に交錯する。在日フィリピン人が選挙を個人化する術は、自分たちの生活について熟考し、自分たちの状況を管理することを可能にしている。
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citation_title	Entanglements of Personal Experience, Identification, and Mistrust : Views of Filipinos in Osaka and Kyoto on the 2022 Philippine Presidential Elections
citation_author	Ruiz, Frieda Joy Angelica Olay
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Entanglements of Personal Experience, Identification, and Mistrust : Views of Filipinos in Osaka and Kyoto on the 2022 Philippine Presidential Elections

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