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トップページ 藤戸(ふじと)
佐々木盛綱は、源平の合戦で口封じのために罪なき漁師を殺すが、我が子を殺された老母に激しく責められる。悔いてその菩提を弔っていると、漁師の亡霊があらわれて殺された苦痛を述べるが、弔いの功徳で成仏する。罪のない庶民が戦の犠牲となったことを描いているため、反戦能として上演されることもある。