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2022-05-24
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https://doi.org/10.18910/10194
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aes01-087
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論文情報
タイトル
内発的動機づけ研究に関する一考察 : 臨床心理学の視点から
別タイトル
An Analysis of Studies on Intrinsic Motivation : From the Perspective of Clinical Psychology
タイトル (ヨミ)
ナイハツテキ ドウキヅケ ケンキュウ ニ カンスル イチコウサツ リンショウシンリガク ノ シテン カラ
著者
吉田, 統子
吉田, 統子
著者の別表記
Yoshida, Motoko
著者 (ヨミ)
ヨシダ, モトコ
抄録
人が様々な経験を通じて、自分自身の中に両極的な考えがあると見出していく過程を「視点の深化の過程」としてとらえ、その過程の具体的な在り方を示すために重症心身障害児を育てる母親六名にインタビュー調査を行ったが、本論文ではそのうちの一名に焦点をあてて考察を行った。その母親は、障害をもつ子どもとの生活を通じて様々な経験を重ねていったが、結局はもともと抱いていた考えにそれほど大きな変化はなかった、と語っており、そのため、一見するとそれほど視点が深化しないような過程を経たと感じられる事例である。しかしながらこの過程は、視点が深化しなかったのではなく、視点が深化することによって得た観点をもって、一方の考えを意識的に改めて選んでいく過程ではないかと考察した。そこで、Cβ.ユングが論じている「意識的で成熟しな観点」をもって「自分自身の運命を意図的、意識的に受け入れる」女性という概念を用いることによってさらにその考察を深めた。さらに、ユングの意識の「発展・分化」の様子に関する考えをもとにして「視点の深化の過程」とは円環的な軌跡を辿る過程であろう考え、この過程をに新たな一段階を加えて再定義した。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
1
開始ページ
87
終了ページ
95
刊行年月
1996-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/10194
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/10194
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.1
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.1 P.87-P.95
DC.title
内発的動機づけ研究に関する一考察 : 臨床心理学の視点から
DCTERMS.alternative
An Analysis of Studies on Intrinsic Motivation : From the Perspective of Clinical Psychology
DC.creator
吉田, 統子
DC.creator
Yoshida, Motoko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
1996-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/10194
DCTERMS.abstract
人が様々な経験を通じて、自分自身の中に両極的な考えがあると見出していく過程を「視点の深化の過程」としてとらえ、その過程の具体的な在り方を示すために重症心身障害児を育てる母親六名にインタビュー調査を行ったが、本論文ではそのうちの一名に焦点をあてて考察を行った。その母親は、障害をもつ子どもとの生活を通じて様々な経験を重ねていったが、結局はもともと抱いていた考えにそれほど大きな変化はなかった、と語っており、そのため、一見するとそれほど視点が深化しないような過程を経たと感じられる事例である。しかしながらこの過程は、視点が深化しなかったのではなく、視点が深化することによって得た観点をもって、一方の考えを意識的に改めて選んでいく過程ではないかと考察した。そこで、Cβ.ユングが論じている「意識的で成熟しな観点」をもって「自分自身の運命を意図的、意識的に受け入れる」女性という概念を用いることによってさらにその考察を深めた。さらに、ユングの意識の「発展・分化」の様子に関する考えをもとにして「視点の深化の過程」とは円環的な軌跡を辿る過程であろう考え、この過程をに新たな一段階を加えて再定義した。
DC.identifier
info:doi/10.18910/10194
citation_title
内発的動機づけ研究に関する一考察 : 臨床心理学の視点から
citation_author
吉田, 統子
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大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
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日本語
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1996-03
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大阪大学教育学年報
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citation_public_url
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info:doi/10.18910/10194