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2022-05-29
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https://doi.org/10.18910/12411
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aes07-131
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論文情報
タイトル
人生に対する後悔および充実感の視点による生き方態度に関する研究
別タイトル
A Study of the Attitude toward Life form the Viewpoint of Regret and A Sense of Fullfillment
タイトル (ヨミ)
ジンセイ ニ タイスル コウカイ オヨビ ジュウジツカン ノ シテン ニヨル イキカタタイド ニカンスル ケンキュウ
著者
高井, 範子
高井, 範子
著者の別表記
Takai, Noriko
著者 (ヨミ)
タカイ, ノリコ
内容
論文
抄録
人生を振り返ったときに、人は何を悔やみ、何を反省すべき点として捉えているのかを行動の有無を基準として中年期の人々の自由記述を再検討した結果、行動はしたが、その内容に対する後悔よりも、行動しなかったことに対する後悔を挙げた人の方が多かった。後悔や反省点の内容としては、"勇気をもってもっと色々なことをすべきだった"等の「生き方態度」領域が最も多く、次いで、"人を傷つけてしまったこと"等の「対人関係」や「家族」に関するものが上位領域として挙がっていた。さらに、中年期の人々はどのようなことに充実感を感じているのかについての自由記述分析を行った結果、"何かを成し遂げた時"等の「達成感」や、"子供の成長過程"といった「家族」領域、および"他者に役立つことや他者との心の交流を感じる時"等の「対人関係」が主な領域であった。「自己投入対象」があることや「自己投入度の高さ」もまた充実感を感じさせるものであり、さらに、「平凡な日常生活」の中にも有難さを感じつつ充実感を見出している様子が窺えた。また、日常生活において、どんな小さなことであってもその人なりのささやかな「目標・意味」意識を持っていることや、同時に何らかの具体的な行動をとることによってより一層「充実感」を強く感じることができ、対自的・対他的次元における積極的な生き方態度を強める様子が窺えた。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
7
開始ページ
131
終了ページ
142
刊行年月
2002-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/12411
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/12411
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.7
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.7 P.131-P.142
DC.title
人生に対する後悔および充実感の視点による生き方態度に関する研究
DCTERMS.alternative
A Study of the Attitude toward Life form the Viewpoint of Regret and A Sense of Fullfillment
DC.creator
高井, 範子
DC.creator
Takai, Noriko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2002-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/12411
DC.description
論文
DCTERMS.abstract
人生を振り返ったときに、人は何を悔やみ、何を反省すべき点として捉えているのかを行動の有無を基準として中年期の人々の自由記述を再検討した結果、行動はしたが、その内容に対する後悔よりも、行動しなかったことに対する後悔を挙げた人の方が多かった。後悔や反省点の内容としては、"勇気をもってもっと色々なことをすべきだった"等の「生き方態度」領域が最も多く、次いで、"人を傷つけてしまったこと"等の「対人関係」や「家族」に関するものが上位領域として挙がっていた。さらに、中年期の人々はどのようなことに充実感を感じているのかについての自由記述分析を行った結果、"何かを成し遂げた時"等の「達成感」や、"子供の成長過程"といった「家族」領域、および"他者に役立つことや他者との心の交流を感じる時"等の「対人関係」が主な領域であった。「自己投入対象」があることや「自己投入度の高さ」もまた充実感を感じさせるものであり、さらに、「平凡な日常生活」の中にも有難さを感じつつ充実感を見出している様子が窺えた。また、日常生活において、どんな小さなことであってもその人なりのささやかな「目標・意味」意識を持っていることや、同時に何らかの具体的な行動をとることによってより一層「充実感」を強く感じることができ、対自的・対他的次元における積極的な生き方態度を強める様子が窺えた。
DC.identifier
info:doi/10.18910/12411
citation_title
人生に対する後悔および充実感の視点による生き方態度に関する研究
citation_author
高井, 範子
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
2002-03
citation_journal_title
大阪大学教育学年報
citation_volume
7
citation_firstpage
131
citation_lastpage
142
citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/12411
citation_doi
info:doi/10.18910/12411