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2022-05-29
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https://doi.org/10.18910/3623
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aes10-115
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論文情報
タイトル
教師からみた学級集団 : 「『学級集団』のなかで子どもの個性を育てる」ことをめぐって
別タイトル
Classroom Group through Teacher's Eyes : An Analysis of Teacher's Perspectives on Child's Individuality
タイトル (ヨミ)
キョウシ カラミタ ガッキュウシュウダン ガッキュウシュウダン ノナカデ コドモ ノ コセイ ヲ ソダテル コトヲ メグッテ
著者
林, 幸子
林, 幸子
著者の別表記
Hayashi, Sachiko
著者 (ヨミ)
ハヤシ, サチコ
キーワード等
心理的課題
psychological task
コラージュ療法
collage therapy
認知物語療法
cognitive - narrative therapy
イメージ表現療法
image expressive therapy
スキーマ
schema
内容
論文
抄録
「個性を育てる」という言説は、国家レベノkでも、先の臨教審以降、一つのキーワードとして語られている。しかし、教育現場において、子どもの「個性」を育むことはどのようにとらえられているかについては、いまだ十分な論議がなされていない。そこで、本稿では、具体的なデータに基づいて、「教室の中で、学級集団と個々の子ども、双方と相対している教師たちが子どもの『個性』をどうみているのか」を浮き彫りにしようと試みる。まず、「学級のなかで、自らの手で、子どもの『個性』を育てている』という抽象的な理念は、授業の自信といった具体的な実践への意識を超えて、教師のもっとも大きなモチベーションとなっている。そして、「『学級集団』のなかで子どもの個性が育つ」としている教師ほど「教師は学級をまとめるべき」と考えている。では、この「集団性」と「個性」を教師がどう捉えるか、教師の眼をとおして子どもの成長段階別の学級集団をみてみると、情緒性・凝集性が支配する学級集団のなかで、高学年になるほど、子どもの「個性」は、教師との人間関係のなかで「自らの指導に従うか」を基準として評価されている。また、子どもの「個性」が大事にされて「勉強」していく雰囲気は、どんどんなくなっ.てしまっている。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
10
開始ページ
115
終了ページ
130
刊行年月
2005-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/3623
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/3623
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.10
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.10 P.115-P.130
DC.title
教師からみた学級集団 : 「『学級集団』のなかで子どもの個性を育てる」ことをめぐって
DCTERMS.alternative
Classroom Group through Teacher's Eyes : An Analysis of Teacher's Perspectives on Child's Individuality
DC.creator
林, 幸子
DC.creator
Hayashi, Sachiko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2005-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/3623
DC.subject
心理的課題
psychological task
コラージュ療法
collage therapy
認知物語療法
cognitive - narrative therapy
イメージ表現療法
image expressive therapy
スキーマ
schema
DC.description
論文
DCTERMS.abstract
「個性を育てる」という言説は、国家レベノkでも、先の臨教審以降、一つのキーワードとして語られている。しかし、教育現場において、子どもの「個性」を育むことはどのようにとらえられているかについては、いまだ十分な論議がなされていない。そこで、本稿では、具体的なデータに基づいて、「教室の中で、学級集団と個々の子ども、双方と相対している教師たちが子どもの『個性』をどうみているのか」を浮き彫りにしようと試みる。まず、「学級のなかで、自らの手で、子どもの『個性』を育てている』という抽象的な理念は、授業の自信といった具体的な実践への意識を超えて、教師のもっとも大きなモチベーションとなっている。そして、「『学級集団』のなかで子どもの個性が育つ」としている教師ほど「教師は学級をまとめるべき」と考えている。では、この「集団性」と「個性」を教師がどう捉えるか、教師の眼をとおして子どもの成長段階別の学級集団をみてみると、情緒性・凝集性が支配する学級集団のなかで、高学年になるほど、子どもの「個性」は、教師との人間関係のなかで「自らの指導に従うか」を基準として評価されている。また、子どもの「個性」が大事にされて「勉強」していく雰囲気は、どんどんなくなっ.てしまっている。
DC.identifier
info:doi/10.18910/3623
citation_title
教師からみた学級集団 : 「『学級集団』のなかで子どもの個性を育てる」ことをめぐって
citation_author
林, 幸子
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
2005-03
citation_journal_title
大阪大学教育学年報
citation_volume
10
citation_firstpage
115
citation_lastpage
130
citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/3623
citation_keywords
心理的課題
psychological task
コラージュ療法
collage therapy
認知物語療法
cognitive - narrative therapy
イメージ表現療法
image expressive therapy
スキーマ
schema
citation_doi
info:doi/10.18910/3623