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2022-06-30
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https://doi.org/10.18910/3681
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aes04-033
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論文情報
タイトル
同和地区生徒のアイデンティティ問題 : 「転換期」を迎えた同和教育の課題と展望
別タイトル
Identity Issue of Dowa Student Under Construction of Liberation Movement – The Predicament and Prospect of Dowa Education at a Turing Point -
タイトル (ヨミ)
ドウワ チク セイト ノ アイデンティティ モンダイ テンカンキ ヲ ムカエタ ドウワキョウイク ノ カダイ ト テンボウ
著者
原田, 琢也
原田, 琢也
著者の別表記
Harada, Takuya
著者 (ヨミ)
ハラダ, タクヤ
抄録
いま同和教育は,大きな「転換期」にさしかかっている。「同対審」答申以降30年以上にわたり続けられてきた特別施策は,2002年からは一切打ち切られることになっている。しかし一方で,地区生徒1)一地区外生徒間の学力格差は依然著しく,また社会における差別事象もあとを絶たないという現実がある。施策の終結が,同和問題の終結を意味するものでないことは明白である。この「転換期」にあって,私たちはどのような方向に向かって,またどのような方法で,同和教育を進めていけばよいのだろうか。それを定めるには,まずもって,今私たちがどのような課題に直面しているのかを明らかにさせる必要がある。本稿は,「アイデンティティ」をキー・ワードに,そのような問いに答えようとするものである。本稿では,まず地区生徒A子のアイデンティティ形成の過程を描き,そこから現在の同和教育が抱える課題と展望を浮き彫りにさせる。次いでその課題の背後には,さらに根本的な問題として,同和地区住民あるいはかつて同和地区に住んでいた人々の問においても,アイデンティティをめぐる様々な葛藤があることを指摘する。最後に,そのアイデンティティの葛藤を超克し,同和教育を進めていくためには,「アイデンティティ」という概念をどのように捉え直していくべきなのかを模索する。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
4
開始ページ
33
終了ページ
43
刊行年月
1999-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/3681
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/3681
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.4
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.4 P.33-P.43
DC.title
同和地区生徒のアイデンティティ問題 : 「転換期」を迎えた同和教育の課題と展望
DCTERMS.alternative
Identity Issue of Dowa Student Under Construction of Liberation Movement – The Predicament and Prospect of Dowa Education at a Turing Point -
DC.creator
原田, 琢也
DC.creator
Harada, Takuya
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
1999-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/3681
DCTERMS.abstract
いま同和教育は,大きな「転換期」にさしかかっている。「同対審」答申以降30年以上にわたり続けられてきた特別施策は,2002年からは一切打ち切られることになっている。しかし一方で,地区生徒1)一地区外生徒間の学力格差は依然著しく,また社会における差別事象もあとを絶たないという現実がある。施策の終結が,同和問題の終結を意味するものでないことは明白である。この「転換期」にあって,私たちはどのような方向に向かって,またどのような方法で,同和教育を進めていけばよいのだろうか。それを定めるには,まずもって,今私たちがどのような課題に直面しているのかを明らかにさせる必要がある。本稿は,「アイデンティティ」をキー・ワードに,そのような問いに答えようとするものである。本稿では,まず地区生徒A子のアイデンティティ形成の過程を描き,そこから現在の同和教育が抱える課題と展望を浮き彫りにさせる。次いでその課題の背後には,さらに根本的な問題として,同和地区住民あるいはかつて同和地区に住んでいた人々の問においても,アイデンティティをめぐる様々な葛藤があることを指摘する。最後に,そのアイデンティティの葛藤を超克し,同和教育を進めていくためには,「アイデンティティ」という概念をどのように捉え直していくべきなのかを模索する。
DC.identifier
info:doi/10.18910/3681
citation_title
同和地区生徒のアイデンティティ問題 : 「転換期」を迎えた同和教育の課題と展望
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原田, 琢也
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
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日本語
citation_date
1999-03
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大阪大学教育学年報
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4
citation_firstpage
33
citation_lastpage
43
citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/3681
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info:doi/10.18910/3681