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https://doi.org/10.18910/4507
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aes05-257
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論文情報
タイトル
昭和40年前後の社会教育理論について : <枚方テーゼ>を中心として
別タイトル
A Study of the Theory of Syakai-kyoiku about 1965 from an Examination of “Hirakata-theses"
タイトル (ヨミ)
ショウワ 40ネン ゼンゴ ノ シャカイキョウイク リロン ニツイテ ヒラカタ テーゼ ヲ チュウシン トシテ
著者
遠藤, 和士
遠藤, 和士
著者の別表記
Endo, Chikato
著者 (ヨミ)
エンドウ, チカコ
内容
研究ノート
抄録
本論の目的は、梅樟忠夫氏が文化行政論を唱えるに至った背景を明らかにするために、昭和40年前後の社会教育における重要な言説として、主として「枚方テーゼ」を取りあげ、当時の社会教育理論の特徴を分析することである。「枚方テーゼ」を中心とした考察の結果、当時の、特に民主的な社会教育の理論においては、次のような特徴があるのではないかと推測できる。民主的な社会教育の理論においては、民主的な原則が保障された社会教育、および民主主義を確立するための社会教育の両者が志向されている。しかし、特に後者に重点がおかれたために、政治的な問題に偏った記述がなされ、かえって社会教育における学習内容を、政治的なものに限定するような傾向があった。そのことによって、同時に、民主的な原則を保障し得ないような理論になってしまっていたのではないか。本論で述べたことは、あくまで仮説にすぎないが、もしこの仮説が正しければ、梅樟氏の文化行政論は、このような理論的状況を危惧してのものだと考えることもできる。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
5
開始ページ
257
終了ページ
268
刊行年月
2000-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/4507
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/4507
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.5
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.5 P.257-P.268
DC.title
昭和40年前後の社会教育理論について : <枚方テーゼ>を中心として
DCTERMS.alternative
A Study of the Theory of Syakai-kyoiku about 1965 from an Examination of “Hirakata-theses"
DC.creator
遠藤, 和士
DC.creator
Endo, Chikato
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2000-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/4507
DC.description
研究ノート
DCTERMS.abstract
本論の目的は、梅樟忠夫氏が文化行政論を唱えるに至った背景を明らかにするために、昭和40年前後の社会教育における重要な言説として、主として「枚方テーゼ」を取りあげ、当時の社会教育理論の特徴を分析することである。「枚方テーゼ」を中心とした考察の結果、当時の、特に民主的な社会教育の理論においては、次のような特徴があるのではないかと推測できる。民主的な社会教育の理論においては、民主的な原則が保障された社会教育、および民主主義を確立するための社会教育の両者が志向されている。しかし、特に後者に重点がおかれたために、政治的な問題に偏った記述がなされ、かえって社会教育における学習内容を、政治的なものに限定するような傾向があった。そのことによって、同時に、民主的な原則を保障し得ないような理論になってしまっていたのではないか。本論で述べたことは、あくまで仮説にすぎないが、もしこの仮説が正しければ、梅樟氏の文化行政論は、このような理論的状況を危惧してのものだと考えることもできる。
DC.identifier
info:doi/10.18910/4507
citation_title
昭和40年前後の社会教育理論について : <枚方テーゼ>を中心として
citation_author
遠藤, 和士
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大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
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2000-03
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citation_public_url
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