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2022-07-04
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https://doi.org/10.18910/4912
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aes05-085
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論文情報
タイトル
達成動機研究における方法論の検討と課題
別タイトル
A Study Concerning Methodology of Achievement Motivation
タイトル (ヨミ)
タッセイドウキ ケンキュウ ニオケル ホウホウロン ノ ケントウ ト カダイ
著者
平川, 淳子
平川, 淳子
尾崎, 仁美
尾崎, 仁美
著者の別表記
Hirakawa, Junko
Ozaki, Hitomi
著者 (ヨミ)
ヒラカワ, ジュンコ
オザキ, ヒトミ
抄録
原因帰属過程を中心におき、様々な研究分野に応用されているWeinerの達成動機づけ理論であるが、その実証研究においては多くの方法論的問題点を指摘できる。まず、個人の帰属様式の違いを検討するだけではなく、どのような領域における達成目標であるかによって帰属因が異なっていることも考慮して、例えば「学習」「スポーツ」といった領域ごとの特徴も検討しなければならない。また、被調査者に達成の意志がある重要な領域かどうかも大きな要因となる可能性があるが、それには、調査者側があらかじめ領域を設定するのではなく、被調査者側の自由記述によって得られた領域について重要度を評定してもらうという方法が有効である。さらに、領域を客観的な分類に基づいて扱うだけでは不十分であり、目標研究において用いられているように、達成目標への属性評定を求めることにより個人にとってその領域がどのような意味づけを持ったものかを把握するという、主観的分類による比較検討も行われる必要性があることも導き出された。以上のような研究方法は、これまでの達成動機研究の流れを統合した方法であり、それによって個性記述的にも法則定立的にも達成のプロセスを扱えるであろう。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
5
開始ページ
85
終了ページ
98
刊行年月
2000-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/4912
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/4912
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.5
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.5 P.85-P.98
DC.title
達成動機研究における方法論の検討と課題
DCTERMS.alternative
A Study Concerning Methodology of Achievement Motivation
DC.creator
平川, 淳子
尾崎, 仁美
DC.creator
Hirakawa, Junko
Ozaki, Hitomi
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2000-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/4912
DCTERMS.abstract
原因帰属過程を中心におき、様々な研究分野に応用されているWeinerの達成動機づけ理論であるが、その実証研究においては多くの方法論的問題点を指摘できる。まず、個人の帰属様式の違いを検討するだけではなく、どのような領域における達成目標であるかによって帰属因が異なっていることも考慮して、例えば「学習」「スポーツ」といった領域ごとの特徴も検討しなければならない。また、被調査者に達成の意志がある重要な領域かどうかも大きな要因となる可能性があるが、それには、調査者側があらかじめ領域を設定するのではなく、被調査者側の自由記述によって得られた領域について重要度を評定してもらうという方法が有効である。さらに、領域を客観的な分類に基づいて扱うだけでは不十分であり、目標研究において用いられているように、達成目標への属性評定を求めることにより個人にとってその領域がどのような意味づけを持ったものかを把握するという、主観的分類による比較検討も行われる必要性があることも導き出された。以上のような研究方法は、これまでの達成動機研究の流れを統合した方法であり、それによって個性記述的にも法則定立的にも達成のプロセスを扱えるであろう。
DC.identifier
info:doi/10.18910/4912
citation_title
達成動機研究における方法論の検討と課題
citation_author
平川, 淳子
尾崎, 仁美
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
2000-03
citation_journal_title
大阪大学教育学年報
citation_volume
5
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citation_lastpage
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citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/4912
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