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aes06-255
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論文情報
タイトル
自己愛の適応・不適応と性役割の検討
別タイトル
The relationships between the adaptive and maladaptive aspects of narcissism, and sex roles
タイトル (ヨミ)
ジコアイ ノ テキオウ フテキオウ ト セイヤクワリ ノ ケントウ
著者
松並, 知子
松並, 知子
中村, 晃
中村, 晃
著者の別表記
Nakamura, Akira
Matsunami, Tomoko
著者 (ヨミ)
ナカムラ, アキラ
マツナミ, トモコ
抄録
本研究の目的は、自己愛の適応・不適応の側面、および多様な性役割の側面を考慮することにより、性役割と自己愛の関連を検討することであった。使われた尺度は、自己愛人格目録(NPD、偽自律性尺度(PA)と仲間集団への依存尺度(PGD)、自尊感情尺度、および性役割を測るためのM-H-Fスケールであった。自尊感情とNPIの関係の検討から、NPIの下位尺度のうち「統率・指導性」「自立・主張性」「優越・有能感」は自己愛の適応的な側面を表すのに対し、「注目・賞賛願望」は自己愛の不適応的側面を表していると考えられた。またPGDにおいても自尊感情尺度との関連から、自己愛の不適応的側面を表していることが示唆された。NPIの下位尺度と性役割の相関を求めたところ、「統率・指導性」「自立・主張性」「優越・有能感」と、現実自己の男性性、huma血ty、女性性に有意な正の相関が認められたが、「注目・賞賛願望」に関しては、男性性、humI血tyとはともに有意な相関が認められなかった。また「社会的に望ましい性役割と現実自己における性役割の差異」「理想自己と現実自己の差異」ともに、男性性とhuma血重yにおいては、「統率・指導性」「自立・主張性」「優越・有能感」との問に負の相関が認められたが、「注目・賞賛願望」とは相関が見られなかった。また、男性性、女性性双方が高いアンドロジニー群が、高い適応的な自己愛を示すことが示唆された。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
6
開始ページ
255
終了ページ
266
刊行年月
2001-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/5470
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/5470
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.6
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.6 P.255-P.266
DC.title
自己愛の適応・不適応と性役割の検討
DCTERMS.alternative
The relationships between the adaptive and maladaptive aspects of narcissism, and sex roles
DC.creator
松並, 知子
中村, 晃
DC.creator
Nakamura, Akira
Matsunami, Tomoko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2001-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/5470
DCTERMS.abstract
本研究の目的は、自己愛の適応・不適応の側面、および多様な性役割の側面を考慮することにより、性役割と自己愛の関連を検討することであった。使われた尺度は、自己愛人格目録(NPD、偽自律性尺度(PA)と仲間集団への依存尺度(PGD)、自尊感情尺度、および性役割を測るためのM-H-Fスケールであった。自尊感情とNPIの関係の検討から、NPIの下位尺度のうち「統率・指導性」「自立・主張性」「優越・有能感」は自己愛の適応的な側面を表すのに対し、「注目・賞賛願望」は自己愛の不適応的側面を表していると考えられた。またPGDにおいても自尊感情尺度との関連から、自己愛の不適応的側面を表していることが示唆された。NPIの下位尺度と性役割の相関を求めたところ、「統率・指導性」「自立・主張性」「優越・有能感」と、現実自己の男性性、huma血ty、女性性に有意な正の相関が認められたが、「注目・賞賛願望」に関しては、男性性、humI血tyとはともに有意な相関が認められなかった。また「社会的に望ましい性役割と現実自己における性役割の差異」「理想自己と現実自己の差異」ともに、男性性とhuma血重yにおいては、「統率・指導性」「自立・主張性」「優越・有能感」との問に負の相関が認められたが、「注目・賞賛願望」とは相関が見られなかった。また、男性性、女性性双方が高いアンドロジニー群が、高い適応的な自己愛を示すことが示唆された。
DC.identifier
info:doi/10.18910/5470
citation_title
自己愛の適応・不適応と性役割の検討
citation_author
松並, 知子
中村, 晃
citation_publisher
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citation_language
日本語
citation_date
2001-03
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大阪大学教育学年報
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citation_issn
13419595
citation_public_url
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