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oep066_4_001 pdf なし 932 KB 1,204 2017.03.29  

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タイトル
経済学方法論と社会存在論
Why is Social Ontology significant for the methodology of economics?
ケイザイガク　ホウホウロン　ト　シャカイ　ソンザイロン
著者
NRID
1000060273736 1000060273736
researchmap permalink
read0188403 read0188403
著者名
葛城, 政明 ; カツラギ, マサアキ ; Katsuragi, Masaaki
キーワード等
経済学方法論
経済哲学
批判的実在論
社会存在論
抄録
トニー・ローソンの経済学批判が世に問われ20 年近くが経とうとしている。ローソンはその主張の根幹にバスカーの超越論的実在論を据えようとしたが，彼の議論とバスカーの議論を比較検討すると，超越論的実在論はローソンの経済学批判を導きはしたが，その主張にとって不可欠の役割を負っているものでない。主流派経済学の批判という点に関する限り，暗黙のものとなっているものを明示的に議論するという意味での哲学的，あるいは存在論的議論で十分である。そして実際，ローソンとその追随者の議論は存在論の明示化という路線を辿り社会存在論に至るのだが，この社会存在論がいまや実証主義に代わる社会科学の方法論のための実質的な内容を生み出しつつあり，それに応える経済学方法論が求められている。
出版者
大阪大学経済学会・大阪大学大学院経済学研究科
The Economic Society of Osaka University　and　Graduate School of Economics, Osaka University
オオサカ　ダイガク　ケイザイ　ガッカイ オオサカ　ダイガク　ダインガクイン　ケイザイガク　ケンキュウカ
収録物名
大阪大学経済学
Osaka Economic Papers
巻(号)
66(4)
ページ
1-14
刊行年月
2017-03
言語
日本語
ハンドルURL
https://hdl.handle.net/11094/60456
DOI
https://doi.org/10.18910/60456
eISSN
24240397
NCID
AN00030111
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
カテゴリ
本学関連学会 Related Societies
大阪大学経済学 / 66巻4号 (2017-03)