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2022-06-28
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https://doi.org/10.18910/7395
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aes02-047
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182
論文情報
タイトル
1980年代以降における情報処理技術者の動向
別タイトル
Trends of Computer – Processing Engineers after the 1980s
タイトル (ヨミ)
1980ネンダイ イコウ ニオケル ジョウホウショリ ギジュツシャ ノ ドウコウ
著者
増田, 泰子
増田, 泰子
著者の別表記
Masuda, Taiko
著者 (ヨミ)
マスダ, タイコ
抄録
情報サービス産業では、未経験者を含む高学歴の新規学卒:者を中心に採用を行なってきた。彼らは企業内で情報処理技術者として育成されるが、採用時には情報処理技術に関する知識の有無はさほど問われていない。労働集約型の産業である情報サービス産業が、なぜこのような形態を取るようになったのだろうか。また、学歴や専攻は情報処理技術者にとってどのような意味を持つのだろうか。これらの問いを提示する前に、情報処理技術者の特徴と動向を把握しておくことが必要である。本稿ではこのために、80年代の研究によって指摘された、情報サービス業と情報処理技術者の特徴を振り返り、さらに資料によって動向を見た。情報サービス産業では工程ごとの分業構造が見られる。この構造下で高学歴の新規学卒者が積極的に採用されており、文科系大卒者も多い。彼らはまずプログラマーとなり、システムエンジニアを経て管理者へと到る。80年代、情報処理技術の深刻な不足に伴う労務管理上の問題が指摘されていた。92年前後の不況以降、売上高や事業所数は減少しつつあるが、技術者の需要が満たされたわけではない。情報処理技術者は専門化の兆しを見せており、技術者間の差が見られるようになっている。今後は高度な技術者の需要が高まるために、採用や育成のあり方が変化していくと思われる。また、それに伴って情報処理技術者にとっての学校教育の意味も変化していくであろう。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
2
開始ページ
47
終了ページ
59
刊行年月
1997-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/7395
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/7395
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.2
論文詳細を表示
著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.2 P.47-P.59
DC.title
1980年代以降における情報処理技術者の動向
DCTERMS.alternative
Trends of Computer – Processing Engineers after the 1980s
DC.creator
増田, 泰子
DC.creator
Masuda, Taiko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
1997-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/7395
DCTERMS.abstract
情報サービス産業では、未経験者を含む高学歴の新規学卒:者を中心に採用を行なってきた。彼らは企業内で情報処理技術者として育成されるが、採用時には情報処理技術に関する知識の有無はさほど問われていない。労働集約型の産業である情報サービス産業が、なぜこのような形態を取るようになったのだろうか。また、学歴や専攻は情報処理技術者にとってどのような意味を持つのだろうか。これらの問いを提示する前に、情報処理技術者の特徴と動向を把握しておくことが必要である。本稿ではこのために、80年代の研究によって指摘された、情報サービス業と情報処理技術者の特徴を振り返り、さらに資料によって動向を見た。情報サービス産業では工程ごとの分業構造が見られる。この構造下で高学歴の新規学卒者が積極的に採用されており、文科系大卒者も多い。彼らはまずプログラマーとなり、システムエンジニアを経て管理者へと到る。80年代、情報処理技術の深刻な不足に伴う労務管理上の問題が指摘されていた。92年前後の不況以降、売上高や事業所数は減少しつつあるが、技術者の需要が満たされたわけではない。情報処理技術者は専門化の兆しを見せており、技術者間の差が見られるようになっている。今後は高度な技術者の需要が高まるために、採用や育成のあり方が変化していくと思われる。また、それに伴って情報処理技術者にとっての学校教育の意味も変化していくであろう。
DC.identifier
info:doi/10.18910/7395
citation_title
1980年代以降における情報処理技術者の動向
citation_author
増田, 泰子
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
1997-03
citation_journal_title
大阪大学教育学年報
citation_volume
2
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47
citation_lastpage
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citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/7395
citation_doi
info:doi/10.18910/7395