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2018-04-27
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15-04
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404
論文情報
タイトル
韓・日両言語の反対意見表明行動の対照研究 : 場の改まり度による表現形式の使い分けを中心に
別タイトル
A Contrasitive Analysis of Refutation Behavior between Korean and Japanese : the relation between linguistic forms and the degree of formality
タイトル (ヨミ)
カン ニチ リョウゲンゴ ノ ハンタイ イケン ヒョウメイ コウドウ ノ タイショウ ケンキュウ バ ノ アラタマリ ド ニ ヨル ヒョウゲン ケイシキ ノ ツカイ ワケ ヲ チュウシン ニ
著者
李, 吉鎔
李, 吉鎔
著者の別表記
Lee, Kil-Yong
キーワード等
行為指示表現
談話支持ストラテジー表現
フォーマルな場面認識
抄録
本稿は、場の改まり度と上下関係を変数として捉え、韓国と日本の大学生を対象に反対意見表明という言語行動における行為指示表現と談話支持ストラテジー表現の使い分けを分析したものである。その結果、韓国人の大学生はカジュアルな場面とフォーマルな場面とで行為指示表現形式を明確に使い分けることがわかった。フォーマルな場での韓国人のスピーチ・スタイルは、文体が丁寧体になるだけでなく、行為指示表現の選択も異なるものであった。具体的な行為指示表現は、聞き手領域に踏み込まず、聞き手に働きかけない希望文、判断文、非情報提供要求文などである。談話支持ストラテジー表現に注目すると、韓国人はカジュアルな場面でもフォーマルな場面でも、より効果的に聞き手を説得するための表現を多く用いることがうかがえた。しかし、これらは先生という聞き手には、日本に類似した表現形式の使い分けが見られた。日本人の大学生に関してはカジュアルな場面とフォーマルな場面とで明瞭な使い分けが見られず、行為指示表現の選択でも談話支持ストラテジー表現の使い分けでも聞き手配慮的な言語行動が見られた。
公開者
大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガグ ケンキュウカ ニホンゴガク コウザ
掲載誌名
阪大日本語研究
巻
15
開始ページ
67
終了ページ
88
刊行年月
2003-03
ISSN
09162135
NCID
AN10106606
URL
http://hdl.handle.net/11094/7565
言語
日本語
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
阪大日本語研究.15 P.67-P.88
DC.title
韓・日両言語の反対意見表明行動の対照研究 : 場の改まり度による表現形式の使い分けを中心に
DCTERMS.alternative
A Contrasitive Analysis of Refutation Behavior between Korean and Japanese : the relation between linguistic forms and the degree of formality
DC.creator
李, 吉鎔
DC.creator
Lee, Kil-Yong
DC.publisher
大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2003-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/7565
DC.subject
行為指示表現
談話支持ストラテジー表現
フォーマルな場面認識
DCTERMS.abstract
本稿は、場の改まり度と上下関係を変数として捉え、韓国と日本の大学生を対象に反対意見表明という言語行動における行為指示表現と談話支持ストラテジー表現の使い分けを分析したものである。その結果、韓国人の大学生はカジュアルな場面とフォーマルな場面とで行為指示表現形式を明確に使い分けることがわかった。フォーマルな場での韓国人のスピーチ・スタイルは、文体が丁寧体になるだけでなく、行為指示表現の選択も異なるものであった。具体的な行為指示表現は、聞き手領域に踏み込まず、聞き手に働きかけない希望文、判断文、非情報提供要求文などである。談話支持ストラテジー表現に注目すると、韓国人はカジュアルな場面でもフォーマルな場面でも、より効果的に聞き手を説得するための表現を多く用いることがうかがえた。しかし、これらは先生という聞き手には、日本に類似した表現形式の使い分けが見られた。日本人の大学生に関してはカジュアルな場面とフォーマルな場面とで明瞭な使い分けが見られず、行為指示表現の選択でも談話支持ストラテジー表現の使い分けでも聞き手配慮的な言語行動が見られた。
citation_title
韓・日両言語の反対意見表明行動の対照研究 : 場の改まり度による表現形式の使い分けを中心に
citation_author
李, 吉鎔
citation_publisher
大阪大学大学院文学研究科日本語学講座
citation_language
日本語
citation_date
2003-03
citation_journal_title
阪大日本語研究
citation_volume
15
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67
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citation_issn
09162135
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/7565
citation_keywords
行為指示表現
談話支持ストラテジー表現
フォーマルな場面認識