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2022-07-02
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https://doi.org/10.18910/7932
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aes02-173
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論文情報
タイトル
自己教育性の側面についての検討-学習態度と生き方の問題との関連から-
別タイトル
A Study of Aspects of Self-Educability : Concerning Attitude toward Learning and the Problem of How to Live Life
タイトル (ヨミ)
ジコキョウイクセイ ノ ソクメン ニ ツイテノ ケントウ ガクシュウタイド ト イキカタ ノ モンダイ トノ カンレン カラ
著者
尾崎, 仁美
尾崎, 仁美
山本, 惠子
山本, 惠子
著者の別表記
Ozaki, Hitomi
Yamamoto, Keiko
著者 (ヨミ)
オザキ, ヒトミ
ヤマモト, ケイコ
抄録
近年、「自己教育力」の育成は学校教育において大きな課題となっている。しかし、概念そのものが多義的である上、その評価が極めて困難であるため「自己教育力」に関する実証研究は数少ない。本研究では、「Ⅰ.成長・発展への志向」「Ⅱ.自己の対象化と統制」「Ⅲ.自信・プライド・安定感」という3側面を自己教育力育成のための心理的基盤として捉え、学習態度と生き方に関わる問題との2点から検討することを目的とした。その結果、(1)学習態度に関しては、上記の3側面すべてにおいて高得点を示すものに「予習・復習をする」「計画性をもって勉強する」という生徒が多いこと、(2)生き方との関連においては、「Ⅰ.成長・発展への志向」に高得点を示すものは将来をポジティブに捉えており、「Ⅰ.成長・発展への志向」と「Ⅲ.自信・プライド・安定感」の両方に高得点を示すものは生きがい感が高いことが分かった。つまり、学習態度には3側面全体が、生き方の問題に関しては、「Ⅰ.成長・発展への志向」と「Ⅲ.自信・プライド・安定感」が重要であることが分かる。以上より、「自己教育力」育成に向けて、学校教育においては、生徒各自の心理的基盤にも目を向ける必要があると言えよう。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
2
開始ページ
173
終了ページ
184
刊行年月
1997-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/7932
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/7932
カテゴリ
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
大阪大学教育学年報 / Vol.2
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.2 P.173-P.184
DC.title
自己教育性の側面についての検討-学習態度と生き方の問題との関連から-
DCTERMS.alternative
A Study of Aspects of Self-Educability : Concerning Attitude toward Learning and the Problem of How to Live Life
DC.creator
尾崎, 仁美
山本, 惠子
DC.creator
Ozaki, Hitomi
Yamamoto, Keiko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
1997-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/7932
DCTERMS.abstract
近年、「自己教育力」の育成は学校教育において大きな課題となっている。しかし、概念そのものが多義的である上、その評価が極めて困難であるため「自己教育力」に関する実証研究は数少ない。本研究では、「Ⅰ.成長・発展への志向」「Ⅱ.自己の対象化と統制」「Ⅲ.自信・プライド・安定感」という3側面を自己教育力育成のための心理的基盤として捉え、学習態度と生き方に関わる問題との2点から検討することを目的とした。その結果、(1)学習態度に関しては、上記の3側面すべてにおいて高得点を示すものに「予習・復習をする」「計画性をもって勉強する」という生徒が多いこと、(2)生き方との関連においては、「Ⅰ.成長・発展への志向」に高得点を示すものは将来をポジティブに捉えており、「Ⅰ.成長・発展への志向」と「Ⅲ.自信・プライド・安定感」の両方に高得点を示すものは生きがい感が高いことが分かった。つまり、学習態度には3側面全体が、生き方の問題に関しては、「Ⅰ.成長・発展への志向」と「Ⅲ.自信・プライド・安定感」が重要であることが分かる。以上より、「自己教育力」育成に向けて、学校教育においては、生徒各自の心理的基盤にも目を向ける必要があると言えよう。
DC.identifier
info:doi/10.18910/7932
citation_title
自己教育性の側面についての検討-学習態度と生き方の問題との関連から-
citation_author
尾崎, 仁美
山本, 惠子
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
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日本語
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1997-03
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大阪大学教育学年報
citation_volume
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citation_lastpage
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citation_public_url
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info:doi/10.18910/7932