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2018-04-27
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https://doi.org/10.18910/9423
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aes12-077
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327
論文情報
タイトル
在日外国人の学習ニーズと生活状況に関する予備的考察
別タイトル
A Preliminary Consideration of Foreigners' Learning Requirements and Their Life Backgrounds
タイトル (ヨミ)
ザイニチ ガイコクジン ノ ガクシュウ ニーズ ト セイカツ ジョウキョウ ニカンスル ヨビテキ コウサツ
著者
今井, 貴代子
今井, 貴代子
著者の別表記
Imai, Kiyoko
著者 (ヨミ)
イマイ, キヨコ
抄録
1970年代以降日本に定住するようになった新来外国人の数は増加の一途をたどっている。彼らに対する日本語教育支援は推進されつつあるが、学習の機会が全ての人に十分に提供されているとは言えない。これまでのニーズ調査や生活実態調査では、学習の場に参加していない外国人の多さが指摘されるとともに、学習要糞の高さが明らかにされてきた。しかし、このような調査は量的な調査に限られることが多く、学習状況や学習ニーズが具体的な生活背景から検討されることは少ない。本稿では、公的な学習の場に参加していない中国人女性2人へのインタビューをもとに、具体的な生活状況から学習ニーズを検討する。インタビューから以下のことが示唆された。1)ことばの面で最も不自由しているのは職場でのやりとりである。しかし、職場では相互交流によるインフォーマルな日本語学習が行われている。2)学習状況や学習ニーズは、移住という社会プロセスの中で変化する。新たなコミュニティへ参加する段階において最もニーズが顕在化する。今後は、こうしたインフォーマルな学習に着目すると同時に、移民プロセスという観点から学習ニーズをとらえることが求められる。
公開者
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
公開者の別表記
Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
公開者 (ヨミ)
オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
掲載誌名
大阪大学教育学年報
巻
12
開始ページ
77
終了ページ
88
刊行年月
2007-03
ISSN
13419595
NCID
AN1055404X
URL
http://hdl.handle.net/11094/9423
言語
日本語
DOI
info:doi/10.18910/9423
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著者版フラグ
publisher
NII資源タイプ
紀要論文
ローカル資源タイプ
紀要論文
dcmi資源タイプ
text
DCTERMS.bibliographicCitation
大阪大学教育学年報.12 P.77-P.88
DC.title
在日外国人の学習ニーズと生活状況に関する予備的考察
DCTERMS.alternative
A Preliminary Consideration of Foreigners' Learning Requirements and Their Life Backgrounds
DC.creator
今井, 貴代子
DC.creator
Imai, Kiyoko
DC.publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
DC.language" scheme="DCTERMS.RFC1766
日本語
DCTERMS.issued" scheme="DCTERMS.W3CDTF
2007-03
DC.identifier" scheme="DCTERMS.URI
http://hdl.handle.net/11094/9423
DCTERMS.abstract
1970年代以降日本に定住するようになった新来外国人の数は増加の一途をたどっている。彼らに対する日本語教育支援は推進されつつあるが、学習の機会が全ての人に十分に提供されているとは言えない。これまでのニーズ調査や生活実態調査では、学習の場に参加していない外国人の多さが指摘されるとともに、学習要糞の高さが明らかにされてきた。しかし、このような調査は量的な調査に限られることが多く、学習状況や学習ニーズが具体的な生活背景から検討されることは少ない。本稿では、公的な学習の場に参加していない中国人女性2人へのインタビューをもとに、具体的な生活状況から学習ニーズを検討する。インタビューから以下のことが示唆された。1)ことばの面で最も不自由しているのは職場でのやりとりである。しかし、職場では相互交流によるインフォーマルな日本語学習が行われている。2)学習状況や学習ニーズは、移住という社会プロセスの中で変化する。新たなコミュニティへ参加する段階において最もニーズが顕在化する。今後は、こうしたインフォーマルな学習に着目すると同時に、移民プロセスという観点から学習ニーズをとらえることが求められる。
DC.identifier
info:doi/10.18910/9423
citation_title
在日外国人の学習ニーズと生活状況に関する予備的考察
citation_author
今井, 貴代子
citation_publisher
大阪大学大学院人間科学研究科教育学系
citation_language
日本語
citation_date
2007-03
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大阪大学教育学年報
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12
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citation_issn
13419595
citation_public_url
http://hdl.handle.net/11094/9423
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info:doi/10.18910/9423