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鞍馬天狗(くらまてんぐ)

「鞍馬天狗」は、中世の義経伝説にもとづいて作られた作品で、鞍馬山の大天狗(シテ)が稚児として住山していた牛若に兵法の大事を伝授し、それによって牛若が平家を滅ぼして、源家が再興されるまでを描く。作者不明だが、15世紀の中頃までには成立していた作品。鞍馬山での花見のさいに大天狗による兵法伝授の後半とからなる。前者では疎外された者同士の山伏と牛若のほのかな恋情が描かれ、後者では赤頭・狩衣・半切姿の大天狗の威風堂々たるさまが描かれる。

演者 会名 上演年月日 場所 デッサン(枚数)
金剛巌 東京金剛会 昭和29・5・23 (不明) 画像を閲覧する(30)
金春光太郎 京都金春会 昭和19・7・9 金剛能楽堂 画像を閲覧する(10)
野口兼資 金桜会 昭和24・2・15 金剛能楽堂 画像を閲覧する(12)

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