留学生の日本への適応に関する検討 : 主観的ウェルビーイングの変化

田中, 希穂; 大谷, 和大; 近藤, 佐知彦

多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集, 2012, 16, 13-17

Number of Access:1,286（2025-07-18 10:03 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/50645

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Title
留学生の日本への適応に関する検討 : 主観的ウェルビーイングの変化
International Students' Adaptation to Japan : The Changes in Subjective Well-being
リュウガクセイ　ノ　ニホン　ヘノ　テキオウ　ニ　カンスル　ケントウ　シュカンテキ　ウェルビーイング　ノ　ヘンカ
Creator
NRID
1000040399043 1000040399043
CreatorName
田中, 希穂 ; タナカ, キホ ; Tanaka, Kiho
NRID
1000020609680 1000020609680
CreatorName
大谷, 和大 ; オオタニ, カズヒロ ; Otani, Kazuhiro
NRID
1000070335397 1000070335397
researchmap permalink
read0076589 read0076589
Scopus Author ID
57188807380 57188807380
CreatorName
近藤, 佐知彦 ; コンドウ, サチヒコ ; Kondo, Sachihiko
Subject
留学生
主観的ウェルビーイング
満足感
バイタリティ
不安
Abstract
本研究では、留学生の日本への適応について、短期交換留学生(男性22名、女性17名)を対象に留学初期にあたる学期開始時とその半年後の学期終了時の主観的ウェルビーイングを比較した。その結果、男性は半年間の在日期間を経て、満足感を向上させ、比較的高いバイタリティを維持し、不安を低減させた。来日前後は女性よりも高い不安を抱えている男性も、高いバイタリティを維持することによって、積極的な行動や適切なストレス対処に取り組めている可能性が示唆された。その結果、留学期間中に満足感が向上したと考えられる。今後は、データを蓄積するとともに、主観的ウェルビーイングを促進させる要因についてさらに検討し、適応状態の向上を目指した有効な支援を検討する必要がある。
Publisher
大阪大学国際教育交流センター
Center for International Education and Exchange, Osaka University
オオサカ　ダイガク　コクサイ　キョウイク　コウリュウ　センター
Source Title
多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集
Journal of Multicultural Education and Student Exchange
Volume (Issue)
16
Page
13-17
Date of Issued
2012-03-31
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/50645
DOI
https://doi.org/10.18910/50645
PISSN
13428128
NCID
AA11266479
Access Rights
open access
oaire:version
Version of Record
Category
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Journal of Multicultural Education and Student Exchange Vol.16