OUSカリキュラム開発の現在

西口, 光一; 竹内, 茜; 大谷, 晋也; 三牧, 陽子; 村岡, 貴子; 難波, 康治

doi:https://doi.org/10.18910/50742

OUSカリキュラム開発の現在

西口, 光一; 竹内, 茜; 大谷, 晋也他

多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集, 2011, 15, 11-21

Number of Access:1,526（2025-07-18 09:55 Counts）

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MESE_15_011	pdf	None	2.11 MB	1,057	2014.10.27

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Title	OUSカリキュラム開発の現在
	Progress report of OUS curriculum development
	OUS　カリキュラム　カイハツ　ノ　ゲンザイ
Creator	NRID 1000050263330 1000050263330 CreatorName 西口, 光一 ; ニシグチ, コウイチ ; Nishiguchi, Koichi
	CreatorName 竹内, 茜 ; タケウチ, アカネ ; Takeuchi, Akane
	NRID 1000050294137 1000050294137 researchmap permalink otani.shinya otani.shinya CreatorName 大谷, 晋也 ; オオタニ, シンヤ ; Otani, Shinya
	NRID 1000030239339 1000030239339 CreatorName 三牧, 陽子 ; ミマキ, ヨウコ ; Mimaki, Yoko
	NRID 1000030243744 1000030243744 researchmap permalink read0171050 read0171050 CreatorName 村岡, 貴子 ; ムラオカ, タカコ ; Muraoka, Takako
	NRID 1000030198402 1000030198402 researchmap permalink read0054912 read0054912 Scopus Author ID 57084555100 57084555100 CreatorName 難波, 康治 ; ナンバ, ヨウジ ; Namba, Koji
Subject	基礎日本語教育
	漢字教育
	カタカナ語
	アカデミック・オーラルコミュニケーション
	アカデミックライテイング
	IT
Abstract	本稿は平成21年度から始まったOUSカリキュラム開発の中間報告である。基礎日本語教育のカリキュラム開発と教材作成についてはすでに概ね完了し、現在は実施の段階に入つており、授業担当教師研修会で教育実施上の留意点が交換された。漢字の学習と教育についてもリソースは概ね完了し、今後は各種のリソースを活用した教育及び学習の体制の整備を行う。カタカナ語学習支援システムの開発については、データベース作成の最終段階として学習の容易性に配慮した例文作成の指針が論じられ、データベース完成に向けて、最終的な語いの選定方法と例文作成上の課題が指摘された。アカデミック・オーラルコミュニケーシヨンの研究開発では、同教育の実践の中でも研究相談場面に焦点化して、導入、コミュニケーシヨンのプロセス、質問/相談会話作成ペアワークの3つの段階に分けて、各段階で展開される活動を詳細に論じている。アカデミック・ライテイングの研究開発では、論文とは何か、研究とは何かに関する概念知識の総体である「論文スキーマ」を形成させることがアカデミック・ライテイング教育の目的の中核にあることが指摘され、また、アカデミック・ライテイングの観点から自らの文章の構成を修正する学習者の行動がライテイングの授業の観察から紹介している。最後に、 IT基盤の開発については、OUシステムで期待されている諸機能を改めて確認し、本年度行われた教員間のSNSの試行に基づいて、授業記事機能、スケジュール機能、マイベージ機能及びそれらに統合される各種の機能からなる学習コミュニテイのためのプラットフォームというコンセプトでのシステムの設計が提示された。
Publisher	大阪大学国際教育交流センター
	Center for International Education and Exchange, Osaka University
	オオサカ　ダイガク　コクサイ　キョウイク　コウリュウ　センター
Source Title	多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集
Source Title	Journal of Multicultural Education and Student Exchange
Volume (Issue)	15
Page	11-21
Date of Issued	2011-03-31
Language	Japanese
Handle URL	https://hdl.handle.net/11094/50742
DOI	https://doi.org/10.18910/50742
PISSN	13428128
NCID	AA11266479
Access Rights	open access
oaire:version	Version of Record
Category	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Category	Journal of Multicultural Education and Student Exchange Vol.15

Resource Type	departmental bulletin paper
Local Type	Departmental Bulletin Paper
DCMI Type	Text
DCTERMS.bibliographicCitation	多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集. 2011, 15, p. 11-21
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	Progress report of OUS curriculum development
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	ニシグチ, コウイチ
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	Center for International Education and Exchange, Osaka University
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DC.subject	基礎日本語教育
	漢字教育
	カタカナ語
	アカデミック・オーラルコミュニケーション
	アカデミックライテイング
	IT
DCTERMS.abstract	本稿は平成21年度から始まったOUSカリキュラム開発の中間報告である。基礎日本語教育のカリキュラム開発と教材作成についてはすでに概ね完了し、現在は実施の段階に入つており、授業担当教師研修会で教育実施上の留意点が交換された。漢字の学習と教育についてもリソースは概ね完了し、今後は各種のリソースを活用した教育及び学習の体制の整備を行う。カタカナ語学習支援システムの開発については、データベース作成の最終段階として学習の容易性に配慮した例文作成の指針が論じられ、データベース完成に向けて、最終的な語いの選定方法と例文作成上の課題が指摘された。アカデミック・オーラルコミュニケーシヨンの研究開発では、同教育の実践の中でも研究相談場面に焦点化して、導入、コミュニケーシヨンのプロセス、質問/相談会話作成ペアワークの3つの段階に分けて、各段階で展開される活動を詳細に論じている。アカデミック・ライテイングの研究開発では、論文とは何か、研究とは何かに関する概念知識の総体である「論文スキーマ」を形成させることがアカデミック・ライテイング教育の目的の中核にあることが指摘され、また、アカデミック・ライテイングの観点から自らの文章の構成を修正する学習者の行動がライテイングの授業の観察から紹介している。最後に、 IT基盤の開発については、OUシステムで期待されている諸機能を改めて確認し、本年度行われた教員間のSNSの試行に基づいて、授業記事機能、スケジュール機能、マイベージ機能及びそれらに統合される各種の機能からなる学習コミュニテイのためのプラットフォームというコンセプトでのシステムの設計が提示された。
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DC.format	50742
citation_title	OUSカリキュラム開発の現在
citation_author	西口, 光一
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