項目間の対応関係を用いたXBRL財務報告書自動変換手法の提案

高尾, 祐治; 渡辺, 貴史; 松下, 誠 他

ソフトウェア・シンポジウム2003論文集, 2003, 149-158

Number of Access:358（2025-09-03 05:11 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://hdl.handle.net/11094/51279

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SoftwareSymposium2003_149 pdf None 2.17 MB 79 2015.03.09 出版社版/publisher  

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Title
項目間の対応関係を用いたXBRL財務報告書自動変換手法の提案
コウモクカン　ノ　タイオウ　カンケイ　ヲ　モチイタ　XBRL　ザイム　ホウコクショ　ジドウ　ヘンカン　シュホウ　ノ　テイアン
Creator
CreatorName
高尾, 祐治
NRID
1000050435468 1000050435468
CreatorName
渡辺, 貴史
NRID
1000060304028 1000060304028
ORCID
0000-0002-8014-4092 0000-0002-8014-4092
researchmap permalink
makoto.matusita makoto.matusita
Scopus Author ID
7402125665 7402125665
CreatorName
松下, 誠
NRID
1000020168438 1000020168438
CreatorName
井上, 克郎
NRID
1000060517019 1000060517019
CreatorName
湯浦, 克彦
Abstract
近年、XBRLと呼ばれるXMLを基盤とした財務報告書のための記述言語が提案され、計算機上で財務情報を扱う標準的な枠組みに関する研究が進められている。財務報告書は企業の活動結果を外部に報告する際、一般に用いられる文書であり、文書のXBRL化によって財務情報の交換や分析作業のコストを削減することが可能となる。しかし、XBRL文書の作成作業は依然として人手に依存する要素が多いため、誤記や編集ミスによって財務報告書の信頼性が低下するという問題がある。そこで、本論文では、文書作成の効率化と信頼性の向上を目標として、既存のXBRL文書から異なる形式のXBRL文書へ自動的に変換する手法を提案する。本手法では、XBRL文書に記述されている項目の対応関係を定義することでXBRL文書の自動変換を実現する。また、各対応関係については、条件節やデータ加工式を付加することが可能である。これによって、データ抽出や表の再構成といった柔軟な変換を行うことができる。さらに、本手法を用いたXBRL文書間の自動変換ツールを試作し、適用実験を行った。その結果、本ツールを用いることにより、信頼性の高い財務報告書作成を効率的に行うことを確認した。
Publisher
ソフトウェア技術者協会
Software Engineers Association
ソフトウェア　ギジュツシャ　キョウカイ
Source Title
ソフトウェア・シンポジウム2003論文集
Page
149-158
Date of Issued
2003-07-10
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/51279
Access Rights
open access
oaire:version
Version of Record
Category
学術雑誌論文 Journal Article