ホルモン療法中の乳がん患者の服薬状況と服薬の工夫

間城, 絵里奈; 山本, 瀬奈; 吉岡, とも子 他

大阪大学看護学雑誌, 2013, 19(1), 39-44

Number of Access:1,300（2025-09-02 05:48 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/56730

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Title
ホルモン療法中の乳がん患者の服薬状況と服薬の工夫
Adherence and method of taking medicine in breast cancer patients recievind hormone therapy
ホルモンリョウホウチュウ　ノ　ニュウガンカンジャ　ノ　フクヤク　ジョウキョウ　ト　フクヤク　ノ　クフウ
Creator
CreatorName
間城, 絵里奈
CreatorName
山本, 瀬奈
CreatorName
吉岡, とも子
NRID
1000050382263 1000050382263
CreatorName
小林, 珠実
NRID
1000080572312 1000080572312
CreatorName
田墨, 惠子
NRID
1000050326302 1000050326302
researchmap permalink
read0201 read0201
Scopus Author ID
16311856300 16311856300
CreatorName
荒尾, 晴惠
Subject
ホルモン療法
乳がん患者
服薬状況
セルフケア
Description
研究報告
Abstract
本研究では、在宅で生活しながらホルモン療法を受けている乳がん患者の服薬状況と服薬を確実に行うための工夫について明らかにすることを目的とした。乳がんに対してホルモン療法を受けている患者133名を対象とし、2010年8月から10月の期間、無記名の自記式質問紙調査を実施した。調査項目は、基礎情報、健康状態、更年期症状、服薬状況とし、服薬の工夫については自由記載により回答を得た。質問紙は郵送により回収し、83名から回答を得た(回収率62.5%)。対象者の平均年齢は52.5(SD=8.4)歳、ホルモン療法の平均期間は24.7(SD=17.2)ヶ月であった。65.1%にあたる54名が飲み忘れの経験があると回答したが、基礎情報や健康状態、更年期症状には、飲み忘れの経験の有無や頻度による差がみられなかった。73名(88。0%)は服薬の工夫をしていたものの、これらの工夫は、患者自身が生活と調整をしながら見出した方法に限られており、患者が個々に対応している現状にあった。看護師は、患者の生活状況を把握し、飲み忘れなく服薬が継続できるよう支援していく必要がある。
Publisher
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
Source Title
大阪大学看護学雑誌
Nursing Journal of Osaka University
Volume (Issue)
19(1)
Page
39-44
Date of Issued
2013-03
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/56730
DOI
https://doi.org/10.18910/56730
PISSN
13413112
NCID
AN1048165X
Access Rights
open access
CopyRight
©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
oaire:version
Version of Record
Category
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Nursing Journal of Osaka University / Vol.19 No.1　(2013-03)