苦痛緩和のための鎮静に関する認定看護師の負担の調査

舟津, 勇己; 山本, 瀬奈; 荒尾, 晴惠

大阪大学看護学雑誌, 2013, 19(1), 25-32

Number of Access:1,447（2025-09-02 05:48 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/56805

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Title
苦痛緩和のための鎮静に関する認定看護師の負担の調査
Emotional burden of certified nurse in palliative care in palliative sedation therapy
クツウ　カンワ　ノ　タメ　ノ　チンセイ　ニ　カンスル　ニンテイカンゴシ　ノ　フタン　ノ　チョウサ
Creator
CreatorName
舟津, 勇己
CreatorName
山本, 瀬奈
NRID
1000050326302 1000050326302
researchmap permalink
read0201 read0201
Scopus Author ID
16311856300 16311856300
CreatorName
荒尾, 晴惠
Subject
鎮静
緩和ケア
認定看護師
負担
Description
研究報告
Abstract
本研究では、終末期がん患者に対する苦痛緩和のための鎮静に関わる緩和ケア認定看護師(以下、認定看護師)の鎮静に伴う負担の強さを明らかにすることを目的とし、2010年9月～10月の期間、がん診療連携拠点病院に所属する認定看護師276名を対象として、郵送による無記名の自記式質問紙調査を実施した。鎮静に伴う負担については、先行研究を参考に研究班で作成した質問紙を用いて調査した。研究の依頼にあたっては、参加は自由意思であることを明記した。調査の結果、125名から回答を得た(回収率45.3%)。がん診療連携拠点病院に所属する認定看護師の多くは、緩和医療検討会議の行われる環境で専任の医師とともに勤務しており、医療者間で情報交換のできる体制が整備されている中、鎮静に関わっていた。しかしながら、認定看護師は、自身の知識・技術の不足についての負担や、知識のばらつき、不十分な説明などの医師に関する負担を抱えており、そうした現状の中、鎮静という倫理的問題を孕む事柄について指導することを負担と感じていた。
Publisher
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
Source Title
大阪大学看護学雑誌
Nursing Journal of Osaka University
Volume (Issue)
19(1)
Page
25-32
Date of Issued
2013-03
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/56805
DOI
https://doi.org/10.18910/56805
PISSN
13413112
NCID
AN1048165X
Access Rights
open access
CopyRight
©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
oaire:version
Version of Record
Category
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Nursing Journal of Osaka University / Vol.19 No.1　(2013-03)