看護師が患者との関わりの中で体験した“にやり, ほっと”

戸谷, 翠; 大原, 千園; 土井, 智生; 河井, 伸子; 清水, 安子

doi:https://doi.org/10.18910/67818

看護師が患者との関わりの中で体験した“にやり, ほっと”

戸谷, 翠; 大原, 千園; 土井, 智生他

大阪大学看護学雑誌, 2018, 24(1), 18-25

Number of Access:2,934（2025-08-30 00:11 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/67818

Link to primary information

File	Format	Terms of use	Size	Views	Date.Available	Description	information
njou24_1_018	pdf	None	455 KB	2,427	2018.03.12

Item Information

Output File Export EndNote Basic Export Mendeley

Title	看護師が患者との関わりの中で体験した“にやり, ほっと”
	“Niyari Hotto (Smiling and Calming Down)” Experienced in Involvement with Patients by Nurses
	カンゴシ　ガ　カンジャ　ト　ノ　カカワリ　ノ　ナカ　デ　タイケン　シタ　ニヤリ　ホット
Creator	CreatorName 戸谷, 翠 ; トヤ, ミドリ ; Toya, Midori
	CreatorName 大原, 千園 ; オオハラ, チソノ ; Ohara, Chisono
	CreatorName 土井, 智生 ; ドイ, トモキ ; Doi, Tomoki
	NRID 1000050342233 1000050342233 CreatorName 河井, 伸子 ; カワイ, ノブコ ; Kawai, Nobuko
	NRID 1000050252705 1000050252705 ORCID 0000-0002-7398-4587 0000-0002-7398-4587 researchmap permalink read0055555 read0055555 Scopus Author ID 36097126100 36097126100 CreatorName 清水, 安子 ; シミズ, ヤスコ ; Shimizu, Yasuko
Subject	にやり
	ほっと
	ワークエンゲージメント
	看護師
	感性
	NIYARI
	HOTTO
	work engagement
	nurses
	sensibility
Description	研究報告
Description	Reports
Abstract	看護師が患者との関わりの中でどのような“にやり, ほっと”に関する体験をしていたのかを明らかにし, その体験がワークエンゲージメントに与える影響について検討することを目的に研究を行った. 対象看護師7名により“にやり, ほっと”に関する体験は23場面が語られた. 看護師側のその後の変化につながっていたものは, (1)患者のおかしみのある言動に愛着や親近感を感じた場面, (2)ネガティブな印象をもっていた患者のふとした言動に優しさを感じた場面, (3)期せずして知ってしまった患者の秘密をほんわか一緒に笑えた場面, (4)看護師に対する肯定的なフィードバックに勇気づけられた場面の4つがあった. また, “にやり, ほっと”に対して看護師は≪その時の気分や雰囲気の緩和≫≪仕事を続けていく原動力≫≪新たな看護展開のきっかけ≫≪看護観の深まり≫≪チームの結束≫といった効果を感じていた. これらの結果から“にやり, ほっと”が生まれるかどうかは場面の違いだけではなく, それを受け取る看護師側の心理状態や感性といったものも影響しているのではないかと考えられた.
Publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
Publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
Source Title	大阪大学看護学雑誌
Source Title	Nursing Journal of Osaka University
Volume (Issue)	24(1)
Page	18-25
Date of Issued	2018-03-31
Language	Japanese
Handle URL	https://hdl.handle.net/11094/67818
DOI	https://doi.org/10.18910/67818
eISSN	21898820
NCID	AN1048165X
Access Rights	open access
CopyRight	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
oaire:version	Version of Record
Category	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Category	Nursing Journal of Osaka University / Vol.24 No.1　(2018-03)

Resource Type	departmental bulletin paper
Local Type	Departmental Bulletin Paper
DCMI Type	Text
DCTERMS.bibliographicCitation	大阪大学看護学雑誌. 2018, 24(1), p. 18-25
DC.title	看護師が患者との関わりの中で体験した“にやり, ほっと”
	“Niyari Hotto (Smiling and Calming Down)” Experienced in Involvement with Patients by Nurses
	カンゴシ　ガ　カンジャ　ト　ノ　カカワリ　ノ　ナカ　デ　タイケン　シタ　ニヤリ　ホット
DC.creator	戸谷, 翠
	トヤ, ミドリ
	Toya, Midori
	大原, 千園
	オオハラ, チソノ
	Ohara, Chisono
	土井, 智生
	ドイ, トモキ
	Doi, Tomoki
	河井, 伸子
	カワイ, ノブコ
	Kawai, Nobuko
	清水, 安子
	シミズ, ヤスコ
	Shimizu, Yasuko
DC.publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.publisher	オオサカ　ダイガク　ダイガクイン　イガクケイ　ケンキュウカ　ホケンガク　センコウ
DC.language' scheme='DCTERMS.RFC1766	Japanese
DC.type' scheme='DCTERMS.DCMIType	Text
DCTERMS.issued' scheme='DCTERMS.W3CDTF	2018-03-31
DC.subject	にやり
	ほっと
	ワークエンゲージメント
	看護師
	感性
	NIYARI
	HOTTO
	work engagement
	nurses
	sensibility
DC.description	研究報告
DC.description	Reports
DCTERMS.abstract	看護師が患者との関わりの中でどのような“にやり, ほっと”に関する体験をしていたのかを明らかにし, その体験がワークエンゲージメントに与える影響について検討することを目的に研究を行った. 対象看護師7名により“にやり, ほっと”に関する体験は23場面が語られた. 看護師側のその後の変化につながっていたものは, (1)患者のおかしみのある言動に愛着や親近感を感じた場面, (2)ネガティブな印象をもっていた患者のふとした言動に優しさを感じた場面, (3)期せずして知ってしまった患者の秘密をほんわか一緒に笑えた場面, (4)看護師に対する肯定的なフィードバックに勇気づけられた場面の4つがあった. また, “にやり, ほっと”に対して看護師は≪その時の気分や雰囲気の緩和≫≪仕事を続けていく原動力≫≪新たな看護展開のきっかけ≫≪看護観の深まり≫≪チームの結束≫といった効果を感じていた. これらの結果から“にやり, ほっと”が生まれるかどうかは場面の違いだけではなく, それを受け取る看護師側の心理状態や感性といったものも影響しているのではないかと考えられた.
DC.rights	©大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
DC.identifier	10.18910/67818
DC.source
DC.format	67818
citation_title	看護師が患者との関わりの中で体験した“にやり, ほっと”
citation_author	戸谷, 翠
	大原, 千園
	土井, 智生
	河井, 伸子
	清水, 安子
citation_publisher	大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
citation_language	Japanese
citation_date	2018-03-31
citation_journal_title	大阪大学看護学雑誌
citation_volume	24
citation_issue	1
citation_firstpage	18
citation_lastpage	25
citation_public_url	https://hdl.handle.net/11094/67818
citation_doi_detail	10.18910/67818
citation_doi	https://doi.org/10.18910/67818

看護師が患者との関わりの中で体験した“にやり, ほっと”

Link to primary information

Item Information

Show details