流体力学的に見た構音時の鼻咽腔閉鎖機能

野崎, 一徳; 畠中, 耕平; 中川, 真智子; 杉山, 千尋; 玉川, 裕夫; 野原, 幹司; 苅安, 誠; 佐藤, 耕一; 阪井, 丘芳; 山城, 隆; 古郷, 幹彦

doi:https://doi.org/10.18910/70522

流体力学的に見た構音時の鼻咽腔閉鎖機能

野崎, 一徳; 畠中, 耕平; 中川, 真智子他

サイバーメディアHPCジャーナル, 2017, 7, 35-39

Number of Access:1,535（2025-08-14 02:24 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/70522

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Title	流体力学的に見た構音時の鼻咽腔閉鎖機能
Title	リュウタイリキガクテキ　ニ　ミタ　コウオンジ　ノ　ビインクウ　ヘイサ　キノウ
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	NRID 1000020205371 1000020205371 CreatorName 古郷, 幹彦
Description	大規模計算機システム利用者研究報告
Abstract	ヒトは高次脳機能として複雑な言語を符号化し、それに従って神経刺激を上咽頭・口腔の様々な運動器官に伝達することで、肺からの呼気による流れ場を制御することにより音声を生成することが出来る。更にヒトは構音の際、舌や軟口蓋を自在に制御することにより鼻腔や口腔を流路や共鳴管として用いることが出来る。本研究では、軟口蓋が挙上することによって生じる鼻腔と口腔を含む声道（気道）のトポロジー変化が流れ場に及ぼす影響について調査した。構音時の気道形状を三次元的に取得するため、低被ばく線量により時系列での気道形状が計測可能なAquillion ONE（東芝メディカル）を用いた。計測情報から有限要素法を用いて気道部分を抽出した。サイバーメディアセンターに導入されているOpenFOAM を用いてラージエディシミュレーション（LES）解析を行った。その結果、僅かな咽頭部の（咽頭後壁と口蓋垂の）隙間であっても、鼻腔に流れが生じ、それにより口腔内での速度の最大値が減少することが示された。つまり鼻咽腔閉鎖が不完全な場合、声道のトポロジーが変化し、構音に必要な前歯付近での流速が得られない可能性が示唆された。
Publisher	大阪大学サイバーメディアセンター
	Cybermedia Center, Osaka University
	オオサカ　ダイガク　サイバーメディア　センター
Source Title	サイバーメディアHPCジャーナル
Source Title	High Performance Computer Journal
Volume (Issue)	7
Page	35-39
Date of Issued	2017-07
Language	Japanese
Handle URL	https://hdl.handle.net/11094/70522
DOI	https://doi.org/10.18910/70522
PISSN	2186473X
NCID	AA12553024
Access Rights	open access
oaire:version	Version of Record
Category	紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Category	CYBERMEDIA HPC JOURNAL / No.7

Resource Type	departmental bulletin paper
Local Type	Departmental Bulletin Paper
DCMI Type	Text
DCTERMS.bibliographicCitation	サイバーメディアHPCジャーナル. 2017, 7, p. 35-39
DC.title	流体力学的に見た構音時の鼻咽腔閉鎖機能
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流体力学的に見た構音時の鼻咽腔閉鎖機能

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