ライティング教育に関するビリーフ調査に向けての基礎的調査 : 韓国の大学の事例をもとに

中島, 祥子; 村岡, 貴子

多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集, 2021, 25, 63-73

Number of Access:987（2025-07-18 10:02 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/79104

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MESE_25_063 pdf None 1.23 MB 474 2021.03.17  

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Title
ライティング教育に関するビリーフ調査に向けての基礎的調査 : 韓国の大学の事例をもとに
Basic research toward conducting a belief study on writing education : Survey results from Korean universities
ライティング　キョウイク　ニ　カンスル　ビリーフ　チョウサ　ニ　ムケテ　ノ　キソテキ　チョウサ　カンコク　ノ　ダイガク　ノ　ジレイ　ヲ　モトニ
Creator
NRID
1000080223147 1000080223147
CreatorName
中島, 祥子 ; ナカジマ, サチコ ; Nakajima, Sachiko
NRID
1000030243744 1000030243744
researchmap permalink
read0171050 read0171050
CreatorName
村岡, 貴子 ; ムラオカ, タカコ ; Muraoka, Takako
Subject
ライティング教育
韓国
大学入試
初年次教育
ビリーフ
Description
調査報告
Abstract
本稿の目的は、ライティング教育におけるビリーフ調査に向けての基礎的調査として、先行研究や韓国の大学で行ったインタビュー調査等をもとに、韓国の大学入試制度と小論文課題、大学における卒業論文・レポートの扱い、初年次教育等のライティング教育事情について明らかにすることである。韓国の日本語・日本学等の専攻における大学教員6 名に対して半構造化インタビューを行った結果、入学前の母語によるライティング教育が十分ではないという共通認識を持っていることがわかった。また、大学における初年次教育が全国的に導入され、必修科目として読解・ライティングを中心とする授業が展開されている事例がある。しかし、一方で、日本語・日本学等の外国語系の専攻においては、卒業論文を課さない場合も多いことから、「論文スキーマ」の獲得がないまま日本の大学・大学院へ留学する可能性があることが示唆された。また、卒業論文を課す場合も、初年次教育で学習した内容をどのように高学年における専門分野のレポート作成や卒業論文に接続させるかは課題である。単に初年次教育から高学年への接続だけではなく、初等・中等教育からの接続についても俯瞰的に検証していく必要がある。
Publisher
大阪大学国際教育交流センター
Center for International Education and Exchange, Osaka University
オオサカ　ダイガク　コクサイ　キョウイク　コウリュウ　センター
Source Title
多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集
Journal of Multicultural Education and Student Exchange
Volume (Issue)
25
Page
63-73
Date of Issued
2021-03-31
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/79104
DOI
https://doi.org/10.18910/79104
PISSN
13428128
NCID
AA11266479
Access Rights
open access
oaire:version
Version of Record
Category
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Journal of Multicultural Education and Student Exchange Vol.25