遠隔による日本語授業観察と協働学習を通した日本語教師養成の試み

宮谷, 敦美; 今西, 利之; 松岡, 里奈

大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究, 2021, 19, 41-62

Number of Access:1,536（2025-05-08 14:25 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/79305

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JLCE_19_041 pdf None 1.93 MB 1,104 2021.04.12  

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Title
遠隔による日本語授業観察と協働学習を通した日本語教師養成の試み
An Attempt at Japanese Language Teacher Training by Means of Collaborative Learning and Remote Classroom Observation
エンカク　ニヨル　ニホンゴ　ジュギョウ　カンサツ　ト　キョウドウ　ガクシュウ　ヲ　トオシタ　ニホンゴ　キョウシ　ヨウセイ　ノ　ココロミ
Creator
NRID
1000040293584 1000040293584
CreatorName
宮谷, 敦美 ; ミヤタニ, アツミ ; Miyatani, Atsumi
NRID
1000050332888 1000050332888
CreatorName
今西, 利之 ; イマニシ, トシユキ ; Imanishi, Toshiyuki
CreatorName
松岡, 里奈 ; マツオカ, リナ ; Matsuoka, Rina
Abstract
新型コロナウイルス感染症の流行により、教育現場ではオンライン対応が進んでいる。このような状況であっても学びの質を高めるべく、大阪大学日本語日本文化教育センター（CJLC）の遠隔オンライン授業見学システムを用い、CJLC、愛知県立大学、京都産業大学の合同による日本語授業観察と協働学習を実施した。本実践は、①観察課題設定、②遠隔オンライン授業見学、③オンライン合同ディスカッションの順で行った。そして、この実践をふまえ、①～③の各段階における学生の記述を分析し、彼らの気づきと学びの変化を考察した。③の記述では、複数の大学の協働学習を通して、異なる学習段階にある学生と日本語学習者が話し合い、複数の日本語教師の考えを聞くことで、学生は自身の捉え方にさまざまな視点を交差させ理解を深めていた。異なる学習段階にある、異なる視点を持つ学生との協働学習がオンライン授業見学という手段により可能となり、本実践の方法は日本語教育の多様性の理解を促す日本語教師養成の一手法として有効であると考えられる。
Publisher
大阪大学日本語日本文化教育センター
The Center for Japanese Language and Culture, Osaka University
オオサカ ダイガク ニホンゴ ニホン ブンカ キョウイク センター
Source Title
大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究
Volume (Issue)
19
Page
41-62
Date of Issued
2021-03-31
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/79305
DOI
https://doi.org/10.18910/79305
PISSN
24239410
NCID
AA12420075
Access Rights
open access
oaire:version
Version of Record
Category
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Study of Classroom Practice of the Center for Japanese Language and Culture Osaka University / Vol.19