困難をついに実現？！フッ素樹脂と金属膜を強力に接着させる技術を開発 : 省エネかつ処理スピードの速い高周波用プリント配線板材料への応用に期待

大久保, 雄司; 佐藤, 悠; 山村, 和也

2014

Number of Access:610（2025-08-21 00:35 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://hdl.handle.net/11094/84507

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Title
困難をついに実現？！フッ素樹脂と金属膜を強力に接着させる技術を開発 : 省エネかつ処理スピードの速い高周波用プリント配線板材料への応用に期待
Creator
NRID
1000010525786 1000010525786
ORCID
0000-0001-7366-5108 0000-0001-7366-5108
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Scopus Author ID
37461879400 37461879400
CreatorName
大久保, 雄司
CreatorName
佐藤, 悠
NRID
1000060240074 1000060240074
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read0014013 read0014013
Scopus Author ID
7201754767 7201754767
CreatorName
山村, 和也
Subject
複合材料・表界面工学
薄膜・表面界面物性
接合・接着・溶接
プラズマ処理
Description
本資料は2014年3月12日にプレスリリースされたものである。
Abstract
大阪大学大学院工学研究科附属超精密科学研究センター（センター長：遠藤勝義）の山村和也准教授、大久保雄司助教、佐藤悠（博士前期課程1年-女子大学院生）と日油株式会社の先端技術研究所から成る研究グループは、フッ素樹脂表面が平坦なまま（フッ素樹脂を凸凹にすることなく）、フッ素樹脂と金属を強力に接着することを可能にしました（特許出願中）。商品名“テフロン®”で知られるポリテトラフルオロエチレン（PTFE）は、フッ素樹脂の中でも最も水や油をはじく材料であり、他の物質との接着が極めて困難です。研究グループは、このPTFEに対して大気圧プラズマ処理と表面グラフト化を組み合わせることにより、銀インクと馴染みの良い接着改善層をPTFE上に作製し、PTFEと金属銀膜との密着強度を飛躍的に高めることができました（図1）。今後は、PTFEが高周波用プリント配線板（図2）の材料として利用されることが期待されます。本研究成果は、平成26年3月13日に開催される表面技術協会-第129回講演大会（東京理科大学）にて報告されます。
Publisher
大阪大学
Osaka University
オオサカ　ダイガク
Date of Issued
2014-03-12
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/84507
Access Rights
open access
oaire:version
Version of Record
Category
その他 other