フッ素樹脂の表面改質状態を超長寿命化 : フッ素樹脂の利用用途の拡大に期待

大久保, 雄司; 山村, 和也

2017

Number of Access:541（2025-08-21 00:35 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://hdl.handle.net/11094/84509

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Title
フッ素樹脂の表面改質状態を超長寿命化 : フッ素樹脂の利用用途の拡大に期待
Creator
NRID
1000010525786 1000010525786
ORCID
0000-0001-7366-5108 0000-0001-7366-5108
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Scopus Author ID
37461879400 37461879400
CreatorName
大久保, 雄司
NRID
1000060240074 1000060240074
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read0014013 read0014013
Scopus Author ID
7201754767 7201754767
CreatorName
山村, 和也
Subject
複合材料・表界面工学
薄膜・表面界面物性
接合・接着・溶接
プラズマ処理
Description
本資料は2017年1月25日にプレスリリースされたものである。
Abstract
大阪大学大学院工学研究科附属超精密科学研究センターの山村和也准教授、大久保雄司助教らと兵庫県立工業技術センターの柴原正文研究員、長谷朝博研究員、本田幸司研究員の研究グループは、フッ素樹脂に対して 加熱しながらプラズマ処理（熱アシストプラズマ処理）することで高密着性を実現し、さらに、その表面改質寿命を1年以上持続させることに世界で初めて成功しました。これまで、プラズマ処理で樹脂の表面を改質すると、その改質寿命が短く、例えばプラズマ処理直後に接着しなければ、密着性が低下してしまうという問題がありました。今回、山村和也准教授らの研究グループは、フッ素樹脂にプラズマ処理してから1年間放置しておいた後に熱圧着しても、フッ素樹脂とゴムが強力にくっつくことを示し、改質寿命が極めて長いことを実証しました。接着工程の制限が大きく緩和されるため、フッ素樹脂の利用用途の大幅な拡大が期待されます。本研究成果は、英国科学誌「RSC Advances」に、1月20日（金）23時（日本時間）に公開されました。
Publisher
大阪大学
Osaka University
オオサカ　ダイガク
Date of Issued
2017-01-25
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/84509
Access Rights
open access
oaire:version
Version of Record
Category
その他 other