エスキシェヒル・カラチャイ語におけるアスペクトを表す複雑述語を形成する形式“tebre-”

藤家, 洋昭; Akbay, Okan Haluk

外国語教育のフロンティア, 2022, 5, 105-112

Number of Access:388（2025-11-27 10:06 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/87570

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Title
エスキシェヒル・カラチャイ語におけるアスペクトを表す複雑述語を形成する形式“tebre-”
The "tebre-" Form Which Forms Complex Predicates in Eskisehir-Karachay
エスキシェヒル カラチャイゴ　ニ　オケル　アスペクト　ヲ　アラワス　フクザツ　ジュツゴ　ヲ　ケイセイ　スル　ケイシキ　tebre
Creator
NRID
1000090283837 1000090283837
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huziiehi huziiehi
CreatorName
藤家, 洋昭 ; フジイエ, ヒロアキ ; Huziie, Hiroaki
researchmap permalink
okanhalukakbay okanhalukakbay
CreatorName
Akbay, Okan Haluk ; アクバイ, オカン ハルク
Subject
チュルク諸語
エスキシェヒル・カラチャイ語
複雑述語
Description
論文
Abstract
エスキシェヒル・カラチャイ語におけるアスペクトを表す形式“tebre”- を記述した。エスキシェヒル・カラチャイ語は、トルコ共和国で話されている、いわゆる消滅の危機に瀕した言語のひとつである。系統的には、トルコ語と同じくチュルク系の言語である。エスキシェヒル・カラチャイ語についてのこれまでの記述はほとんどなく、本研究でとりあげた“tebre-” についての記述も全くといっていいほどない。そこで、本研究では“tebre-” の性質を明らかにし記述することを試みた。本研究ではフィールド言語学的方法により、まず母語話者から“tebre-” に関するデータを収集した。収集したデータは、伝統的な方法にとらわれずに、語彙概念構造(Lexical Conceptual Structure) の枠組みに沿って記述した。本研究の結果、エスキシェヒル・カラチャイ語における“tebre-” が一見「～しはじめる」「もうすぐ～する」という多義性を持つように見えるが、語彙概念構造レベルでは「開始」という一つの意味を持つことが明らかになった。
Publisher
大阪大学大学院言語文化研究科
Graduate School of Language and Culture Osaka University
オオサカダイガク　ダイガクイン　ゲンゴブンカ　ケンキュウカ
Source Title
外国語教育のフロンティア
FRONTIER OF FOREIGN LANGUAGE EDUCATION
Volume (Issue)
5
Page
105-112
Date of Issued
2022-03-31
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/87570
DOI
https://doi.org/10.18910/87570
PISSN
24339636
NCID
AA12818923
Access Rights
open access
oaire:version
Version of Record
Category
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
FRONTIER OF FOREIGN LANGUAGE EDUCATION / Vol.5