中国の大学でライティング教育を行う日本語母語話者教員のビリーフ : 4 名の教員へのインタビュー調査から

中島, 祥子; 村岡, 貴子; 阿部, 新

多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集, 2023, 27, 115-125

Number of Access:1,215（2025-07-18 09:49 Counts）

Identifier to cite or link to this item: https://doi.org/10.18910/90851

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Title
中国の大学でライティング教育を行う日本語母語話者教員のビリーフ : 4 名の教員へのインタビュー調査から
Beliefs Held by Japanese Native Speaker Faculty Members at Chinese Universities about Teaching Writing : From Interviews with Four Professors
チュウゴク　ノ　ダイガク　デ　ライティング　キョウイク　ヲ　オコナウ　ニホンゴ　ボゴ　ワシャ　キョウイン　ノ　ビリーフ　4メイ　ノ　キョウイン　ヘノ　 インタビュー　チョウサ　カラ
Creator
NRID
1000080223147 1000080223147
CreatorName
中島, 祥子 ; ナカジマ, サチコ ; Nakajima, Sachiko
NRID
1000030243744 1000030243744
researchmap permalink
read0171050 read0171050
CreatorName
村岡, 貴子 ; ムラオカ, タカコ ; Muraoka, Takako
NRID
1000000526270 1000000526270
CreatorName
阿部, 新 ; アベ, シン ; Abe, Shin
Subject
中国
日本語専攻
日本語母語話者教員
ライティング教育
ビリーフ
SCAT
Description
調査報告
Research Reports
Abstract
本研究の目的は、中国の大学の日本語専攻担当の日本語母語話者教員4名に対し、卒業論文指導を含むライティング教育について半構造化インタビュー調査を実施し、ライティング教育に対するビリーフを明らかにすることである。調査では、特に卒業論文に対するライティング教育観とその実践、フィードバック、および学生の母語活用等に関する質問を行い、得られた文字化資料をSCATにより分析した。その結果、4名は各々、上記3点について教育実践の経験に基づく強いビリーフを持ち、置かれた環境のもとで、ライティング教育において、学生や他の教員に対して果たす自身の役割を認識していた。その役割と関連して、作文教育から卒業論文指導に至るまでの教育の連続の重要性が示唆された。また、教育課程内外のライティング教育に関連する事項・活動への想起からも、非母語話者教員との役割の違いに関わる課題が指摘され、個々人の多様なビリーフが明らかとなった。
Publisher
大阪大学国際教育交流センター
Center for International Education and Exchange, Osaka University
Source Title
多文化社会と留学生交流 : 大阪大学国際教育交流センター研究論集
Journal of Multicultural Education and Student Exchange
Volume (Issue)
27
Page
115-125
Date of Issued
2023-03-31
Language
Japanese
Handle URL
https://hdl.handle.net/11094/90851
DOI
https://doi.org/10.18910/90851
PISSN
13428128
NCID
AA11266479
Access Rights
open access
oaire:version
Version of Record
Category
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
Journal of Multicultural Education and Student Exchange Vol.27